「ここの、おそばやさんのカレーに近い味しない?」
「おそばやさんと、家庭のカレーの中間ぐらいじゃないかな」
「ほっとする味だよね」
「カツが大きくて、肉がやわらかいね」
「いちばん肉がやわらかいよ」
「それぞれ、店によって味が違うもんだねえ…」
「しかしこう、慣れたね、カツカレーに」
「でも、飽きなかったね」
「やっぱカレーってなかなか飽きない食べ物なんじゃないかなあ」
「今回の旅で、カツカレーに対するハードルが、確実に下がったね!」
「気軽に食べちゃいそうな気がするよね」
「私、カツカレーなんか、年に1回くらいしか食べなかったのに…」
ぼやぼや話していたら、店の人が、人数分のスープをくれた。料理2品とドリンク4人分しか頼んでないのに! 「サービス」だそうだ。いい店だ。
というか、私たちが行った会津の店は、みんないい店だった。感謝だ。
実はこのほか、大内宿(観光地)でおそばも食べたので、結果、「1日、6人で15食ぶんシェア」という、ハードな旅となった。やれば出来るもんだ。
ちなみにブックオフにも3件、地元スーパー2件にも寄った。旅先で、地元の人が普段行く店に行くのは、本当に楽しい。ある意味、会津満喫。
都内に戻れたのは、翌朝、4時頃。カツカレーパワーのお陰か、なんとか生還出来た。
「会津のカツカレー系名店」って、もっとあるんだろうと思う。情報が少なくて、調べられなかったのだけれど…(もし知ってたら、こっそり教えてください)。
そして今、あの「印度カレー食堂」のカツカレーが、もう一度、むしょうに食べたいのだが、どうしたらいいんでしょうか。
あのクローバー咲く場所へ、もう一度、行けるかな。 |