ラストシーン:コンビニ
ラストシーンの舞台は深夜のコンビニ。夕飯を食べていなかったので、お弁当を買いに入ったのだ。
そこで僕が見たものは?
スキンヘッドの店員さんが駆け寄って来た時、僕の心拍数はこの日のマックスを迎えた。咄嗟に「殴られる」と思ったほどである。まさにこのドラマのクライマックスと言えよう。
メロンパンは撮影してはいけない。
それがこの物語のテーマと言っても過言ではない。 買って来てからメロンパンを自宅で撮影した。
本当においしそうである。
ピックアップしたイベントをシナリオに起すと、全体的にどよーんと暗い雰囲気が漂っていることに気付いた。何だこのアングラな匂いは?
ここからドラマチックに盛上げるにはどうしたらいいだろう?
考えた結果、
・コンビニから自宅に戻り、髪をモヒカンにする ・スキンヘッドに復讐しに向かう ・復讐は未遂に終わる
というプロットを思いたが、それは「タクシードライバー」のパクリだし、一層物語りが暗くなってしまう。
日常生活は中々ドラマチックにならない。 シナリオ化してみて、改めてそんなことが分かりました。