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ロマンの木曜日
 
のろしを上げて通信したい


 

「のろし」とは煙を上げて相手に情報を伝える通信手段だ。
日本では弥生時代にすでに使われていたという。

現在では光ファイバーが張り巡らされ、WiMAXなる無線通信も実用化されている。
まさにブロードバンド時代だ。
それに引き換え、「のろし」はナローもナロー、煙が上がってるか上がっていないかでしか情報を伝えられない。

しかし、のろしもインターネットも情報伝達手段には違いない。
それに、煙の有無で事象を伝えるというのは、情報をデジタル化していることに他ならないのではないだろうか。
そう考えると、インターネットとのろしの共通点が見えてくる。

(text by 工藤考浩



のろしでデータを伝えたい

のろしがデジタルの情報伝達手段だとすると、原理的には煙の有無によって、インターネット上のデータはすべて送ることができる。
もちろん、いま皆さんが使っているインターネットのスピードは数Mbpsという速度で、1秒間に、えーと…、うー…

とにかく、ものすごい量の0と1が送られているわけで、実際に煙でこれを伝えるというのはいささか乱暴な話ではある。


のろしのイメージ図(煙なし)

しかし、理屈は一緒なはずだ。
のろしで、グーグルストリートビューとかYoutubeとか、さらにはデイリーポータルZがみられるはずである。

それを、やってみよう。

というのは、いくらなんでも無謀なので、とりあえず、のろしを上げるところからはじめてみよう。


のろしのイメージ図(煙あり)※合成画像です

とにかく実験

この記事の一番最初の画像を見てもらえば大体想像がつくと思うが、大規模にどこかの山の頂上で煙を上げるなどということはできない。
そういうのはテレビ番組のスペシャル企画の仕事だ。
われわれのやる実験は、昨日思いついて今日実行できる、しかもお金をかけないでできるものでなければならない。

どうやって実験しようかと、夕ご飯の前にビールを飲みながら考えた。
煙といえば、燻製だ。
これで行こう。
おつまみに買ったスモークチーズを見て思いついた。


これでのろしを上げる

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