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とくべつ企画
 

身近すぎるところでエコを思う(地球のココロ枠できました)

エコだ

きょうからデイリーポータルZのトップページに「地球のココロ」という枠ができている。

「地球のココロ」はニフティが運営するエコをテーマにしたサイトだが、執筆陣がほぼデイリーポータルZである。それならば見出しを掲載してもおかしくないと思ったのだ。

いったいなにがどうしてこうなったのか、デイリーでエコってどうなのよ、ってところを明かしてゆきます。(デイリーポータルZ編集部)

>> 地球のココロ



地球の視点はむりっす

地球のココロの担当はニフティの宇佐美貴史氏。大森にある砂浜に呼び出して話を聞いた。同じ会社なんだから会議室で話を聞けばいいだろうと思うが、エコだから外だろうという脊髄反射みたいな判断でこうなった。

林 「デイリーを見てエコっぽいと思ったんですか?」
宇佐美 「もともと自然環境を守るためにはなにをしたらいいかとか、地球視点でなにをやろうかと考えていたんですが…」
林 「地球視点?そんな言葉があるんですか?」
宇佐美 「物事を地球規模で考えようって」
林 「宇佐美さん、スピリチュアル系の人ではないですよね。家で水に話しかけたりしてないですよね?」
宇佐美 「それはしてないです。でも地球とか考えているうちに疲れちゃって、身近なところから入っていこうかと思って。そしたらデイリーが身近でできることをしていたので」
林 「地球からものすごく身近になっちゃった」

(左)地球のココロ 宇佐美貴史


タキシードハイキングはエコだった

林 「最初声がかかったときに冗談で『タキシードハイキングとかエコですよね』って言ったらそうだというので、あれがありならいいかなと思って」
宇佐美 「ふつうのエコサイトはたくさんあるので、もっと楽しめる形にしないと」
林 「デイリー、エコっちゃエコですよ。楽しいことを見つけるんですけど、お金かけてると嫌われるから」
宇佐美 「エコって、お金持ってそうなアーティストが『みんなエコについて考えよう』みたいなの多いですよね」
林 「地球のココロは貧乏人目線のエコってことですね」
宇佐美 「生活者っていいましょうよ」

エコ(「タキシードハイキング」より)

シーチキン手作りしようぜ

地球のココロに参加するライターは乙幡、大塚、榎並、石原、玉置の5名(さらに追加の予定あり)。テーマは「食」「文化」「暮らし」である。

林 「最近デイリーにのった記事だと雑草でお茶飲んでたのがあるんですが、あれとかモロエコですよね」
宇佐美 「ぜんぜんありですね」
林 「僕は崖見に行くのが好きなんですけど、崖もエコですよねー。変わった石とか。」
宇佐美 「うーん」
林 「あ、エコを名目におかしな方向に広がるのを気にしてますか」
工藤(撮影係として参加しています) 「僕がシーチキン手作りしたのは?」
宇佐美 「それはありですね」
林 「それありなの? 手作りだから?」
宇佐美 「食育につながるので。食だと地産地消というのがキーワードになっていて、江戸時代とか、地元でとれたものをその日に食べてたんですよ」
林 「東京に持ってこないで地元で食べる。地元の商店街が盛り上がるからですか?」
宇佐美 「そういう政治的なのではなくて、食べ物を運ぶことでどれぐらいガソリン使っているのかを考えると地元のものを地元で食べるのがいいんですよ。フードマイレージって呼んだりしてますが」
林 「その辺にはえてるものを食べるってことですね」
宇佐美 「まあ…ひろげるとそういうことですよね」

人工の砂浜なんですが。

林 「そういえばこのまえ石川県七尾市にいったとき、夜どこのお店も開いてなくて日本海庄屋にいったんですよ。」
工藤 「チェーンじゃないですか。大森にもありますよ」
林 「そう、がっかりしたんだけど。七尾市の日本海庄屋はお造りが全然違った。お店標準のメニューにテプラがはってあって、トビウオとかタイとかあった。あそこの日本海庄屋は地産地消ですよ」
宇佐美 「庄屋に加盟する意味があるのかがわからないですね。」

甘エビがものすごくおいしかったです。石川県。

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