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ひらめきの月曜日
 
結成、最強ナイン


原石を探してきました(バッティングセンターで)

プロ野球はシーズンもようやく半ばというところだ。この時期、ひいきの球団が下位に低迷している場合、早々にファンの関心は来期のチーム編成へと向かう。ぼくもそのひとりだ。

とくにドラフト会議が近づけば、指名候補に挙がっている有望選手の情報をチェックするためスポーツ紙を買う。そこには各選手の能力に対して「特A」「A」「B」といった評価がされ、記者の目による寸評が書いてあるのだ。

「即戦力」「荒削りだが天性のパンチ力」「三拍子そろった好素材」。おそらくスカウトのメモにも似たようなことが書いてあるだろう。

ぼくは専門家ではないが寸評するのは面白そうだ。自らの目で発掘した選手たちを集め、理想のチームを編成してみたい。

榎並 紀行



夢のナインを作りたい

今秋のドラフト会議に向けて各球団のスカウトは全国を飛び回り、将来のチームを担う原石の発掘に勤しんでいることだろう。

球団にはそれぞれのチーム事情に合わせた補強ポイントがある。スカウトはその方針に沿って選手を集め、首脳陣に報告し、指名候補を絞り込んでゆくのだ。したがってスカウトのメモに書かれた選手たちの寸評は貴重な資料となる。


スカウト必携のマル秘メモ(イメージです)

わが球団は監督である私みずから選手の発掘に動く。ライバルに先んじるため、これからの土日はスカウティングに費やす所存だ。チームの補強ポイントは「俊足好打の内野手」と「長打力のある左右の大砲」である。

もちろんわが球団といっても、まるで実態のない球団ではあるが。


都内のバッティングセンターでスカウティング

ということで、やってきたのは都内の繁華街にあるバッティングセンター。選手を発掘する前に、まずは自らの実力を計ってみることにした。もしかしたらいきなり4番の座が埋まるかもしれない。

ちなみに野球は観る専門で、グラウンドに立った経験はほとんどない。


一番難易度の低い80kmのブースに挑戦

バットを握ったのは小学校の球技大会以来と記憶しているが、この日の自分は面白いようにボールをとらえることができた。全28球の内、20球がヒット性の当たりである。打率7割超え。80kmの球速に関してはドカベン級といっていい。

スカウト風に記すなら「天性の野球センス」といったところだろうか(もちろん冗談ですよ)。

しかし、隣のブースでは(ぼくが一球も打てなかった)120kmの剛速球を難なく打ち返す小学生がいた。早くも危うい4番の座。


本物の原石

ライバル球団のスカウトも熱視線を送る

響く快音が大人のプライドを傷つける。同時に早くも原石を見つけたことにスカウトマンとしての喜びを感じる。もちろん彼は入団決定である。

どんどん原石を発掘します >
 

 
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