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はっけんの水曜日
 
ホビロン(孵りかけのアヒルの卵)を食べる

タイに来ました

ホーチミンからバンコクまで飛行機で約一時間。驚きの近さだった。
さっそく今夜のメインディッシュを探しに行きましょう。


こちらでよく見かけるマネキン

タイの虫について

去年バンコクでサソリとタガメを食べたのだが、その時の屋台にはたくさんの種類の昆虫があったのが気になっていた。
(参照記事:サソリの素揚げを食べる

サソリもタガメも美味しかった。今回は他の虫もいってみようという事で、虫を売っている露店をさがす。
しかし・・・なかなか虫屋がみつからない。前回は向こうからやってきたし、ちょっと歩くとすぐに虫を売っている店があったのに。

もうタイの虫食文化は廃れてしまったのかしら。


30分くらい歩いた所で、それらしき店が!

発見しました

やっとみつけた虫露店。サソリはなかったが、おなじみタガメと、食べてみたかったバッタや幼虫系・・・一通り揃っている。やっぱりタイではみんな虫をもりもり食べていたんだと思うと嬉しくなった。


タガメはマスト
トノサマバッタのようなバッタ

さっきから、OL風のお姉さんがひたすらタガメを選んでいる。真摯な表情で選り分け、どんどんとカゴに入れていく。かっこいい。
この店の常連らしく、かなりの量のタガメを買っていった。もしかしたらタガメは美容によいとかあるのかな。

真剣にタガメを取捨選択する女子

変な勝負魂に火がついてしまった

 

買いすぎた

6種類買ってみました。まずはラインナップをご覧ください。


虫の宴にようこそ。せひこの照り具合をみてください。(マウスオーバーで鮮明になります)

ちなみに私は台所に出没するあの虫が異常にダメで、遭遇すると頭が真っ白になって叫んでしてしまうような貧弱な人間なのですが、果てしなくビジュアルが近いですよね、コオロギ。
しかし、ここで食べて美味しければあいつらに対する拒否反応も和らぐのではないかと、変な希望を抱きながら挑む事にします。

やわらかい、カナブン!
■ カナブン

唯一の甲虫。そう考えるとひるんでしまうが、実際は柔らかい。ポップコーンの茶色い皮の部分にそっくりの食感。味はあまりなく、うっすらとうまみがある程度。軽く塩をふって食べたら美味しかった。

■ 何かの幼虫

もっちりしたものを想像していたが、思ったより中身が詰まっていなかった。これもポップコーンの薄皮のようで、パリパリしているけどあまり食べ応えがない。 でも目の前にあるとつい食べてしまうベビースターのような存在。

オケラいける!
■ オケラ

皮がソフトでいい。虫というか魚介っぽい味。イナゴの佃煮に似てる。これはおかずっぽくてちゃんと美味しいですよ。

■ バッタ

かなり期待していたが、予想もしない空洞っぷり。中身抜けてるんじゃないかなと思うくらいだった。ポキポキと骨せんべいのような食感を楽しむものなのかな。でもうなぎの骨せんべいのほうが数倍おいしい。

骨せんべいのようなバッタ(コオロギは食べてる写真は載せません)
■ コオロギ

口に入れるまでものすごく気が重かった。茶色い羽根とその筋が(以下自粛)。しかし食べてみると、ああ食べ物だと感じた。あっさりだ。お腹の部分にややうまみがあった。でも残念ながらこれといって美味しい物ではなかった。
仮にめちゃくちゃおいしかったとして、もっと食べたいという欲求が高まり今まで苦手だったあの虫へ対する気持ちが異常な方向へ行ってしまっても、とても恐ろしい事になっていただろう。だからおいしくなくてよかったと思う。


オードブル(虫)

 

■ タガメ

最後まで残しておいたタガメ。虫の王様としてのおいしさは健在なのだろうか。


裏が芸術的
食べ方がいまだにわからない

 

期待通りのうまさ!

黄色い身が詰まっている。エビ・カニ系の旨味と味の濃さ、そしてくせのなさは、初めて食べたあの味だった。おいしいなあ。安定しているなあ。

ふと、露店でタガメばっかり買っていた女性を思い出した。他の虫に一切興味を示さない理由がちょっとわかった気がする。やっぱりおいしいんだ。

結論。次回からはタガメだけでいいかも。


はーーーたまらん

象さんがすきです。でもタガメはもっとすきです

食べたことない物を食べるという興奮

まだまだ世界は広く、現地にいかないと手に入らない食べ物が沢山ある。
これからも世界中、そして日本中の知らない食べ物を探っていきたいです。

うすうす気づいていましたが、外国人がホビロンを食べるとウケるみたいです

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