ジャンキー(ジャンクション好き)のみなさんこんにちは。今回もまたジャンクションのご紹介です。それ以外の方、まいどまいどすみません。またジャンクションの話です。
いや、でもすごかったんですよ、名古屋のジャンクション。ぜひご覧いただきたい。
(大山 顕)
憧れの地
これまで、デイリーでジャンクションの記事をたくさん書いてきた。これとかこれとかこれとかこれとかこれとか。
うん、書きすぎだ。
いやいや、でもかっこいいんだからしょうがない。
で、性懲りもなく今回もジャンクションを見ていただこうというわけ。しかし、今回の舞台は名古屋。これまで手薄だったエリアだ。かねてからジャンキーのあいだでは「名古屋のジャンクションはひと味違う」という噂がまことしやかにささやかれていた。おくればせながら見に行った次第。刮目せよ!
万博のときから気になってた
名古屋のジャンクションといえば、ぼくがかねてから気になっていたのは上社ジャンクションだ。2005年に開催された「愛・地球博」会場への交通手段であった「リニモ」のターミナル駅である藤が丘駅にほど近いところにあるのが、この上社ジャンクションなのだ。
当時ぼくも愛・地球博には行ったが、正直この上社ジャンクションのほうが気になっていた。今回、ようやく訪れることができて至極満足である。
万博は終わっても、ジャンクションは終わらない。すばらしいことだ。
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上空から見ると涙の雫のような形。それはジャンキーの感涙か。ダイナミックかつ優美な曲線はいかにもジャンクションらしい。なにより充実した歩道橋が用意されている点がすばらしい。ジャンキーへの粋な計らいと解したい。
水の上のジャンクション?
上社ジャンクションは、かつて道すがら気になっていたものだが、一方「一宮ジャンクション」は航空写真を見て非常にそそられたジャンクション作品である。
駅から徒歩で行ってみた。地図見ると分かるけど、すごく歩く。免許持ってないからしょうがない。
こういうまわり田んぼしかないロケーションで、遠くに見えるジャンクションに歩いて近づくのには独特の感慨がある。つまり、相手が巨大でまわりになにもないので、全然近づかないのだ。砂漠でオアシスの蜃気楼を見る時ってこういう気分なんだろうと思う。
で、問題の水は上の写真のむこうがわ。さて、どうなっていたかというと。
調べたところ、これは高速道路に降った雨をここに貯めてあふれないようにするもの。いわゆる調整池というやつ。
そういうものがあるんですねー。しかもこういうジャンクションの下にというロケーション。なんてことない風景だけど、知ると非常に興味深い。