困った。もう、見るからにヤバい。恐る恐る箸を付けてみると、味もひどい。ふつうに作ったカレーに、無造作に砂糖を入れた味を想像して欲しい。それが、このカレーの味である。甘めの肉じゃがが災いした形だ。よく、マンガなんかだと、「かわいい女の子が作った、塩と砂糖を間違えた料理」ってのが出てくるけれど、それって、こんな感じの味だと思う。思いがけないところで、おとめチックになってしまったぼくだ。
具に関しても完全に失敗している。特筆すべきは白滝だ。白滝は完全にカレーとあわない。とくに見た目は危険すぎて、写真が載せられない。このグロさに名前を付けるならば、「逆しもつかれ」だ。(この例えはわからなくていいです)
それにしてもまさかこんなことになるなんて、思わなかった。昨日の悪酔いも手伝って、気分が悪い。お腹が痛くなってきた。
このままで終わるのは自分として納得がいかない。何かアイディアを考えなければなるまい。 |