言いたいのは「新感覚パチンコ店」

さてここまでパチンコ店の前につけられる「パチンコ店とは言いたくないんだけど、それを示すジャンル名」を見てきたけれど、よくわかるのは「あまり意味はない」ということ。パチンコ店なのは店の中見れば分かるし、伝えたいのは面白い場所ですよー、という健全なイメージ。「新感覚パチンコ店！」と打ち出したいけど、パチンコ店とは言えない、みたいな。

この「それっぽいけどあまり意味のない感じ」、なんか似てるなーと思ったら、プロレスの団体名だ。「ＷＷＳ」とか「ＨＦＷ」とかつけてるアレ（例は適当です）。

イニシャル３文字で、だいたいＷが入ってる。その意味は「WORLD」か「WRESTLING」か。しかし、WORLDと名はついていても年に２回くらいしか外人が来なかったり、WRESTLINGと言っていてもそれほどレスリングメインでなかったり。そういう「雰囲気モノ」なネーミング。この新感覚パチンコ店のネーミングも近いものがある。

そういう概念がぼんやり見えてきたところで、インパクトあった名前がこのふたつ。

意味はわからないがそれっぽい単語をそれっぽく並べた「Ｆantastic〜」と、こちらも意味はわからないがオリジナリティある言葉の「ときめきの街」。浅いようで一周して深いような気がするネーミングといえよう。

こうしたジャンル名というのは先のプロレス団体名同様に「どこかで聞いたことある単語」をうまく並べただけでもそれっぽく聞こえる。ならば、ジェネレーターみたいなものも作れるのでは？ということで、編集部にお願いして作っていただきました。

今回まわったパチンコ店の看板の「それっぽい単語」＋αの組み合わせで「適当なんだけどありそう感」たっぷりの「新感覚パチンコ店風」ジャンル名が出来るはず。ちょっと足りないので他ジャンルも入れてみましたが。改装間近のお店の方、ご利用ください！