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ひらめきの月曜日
 
だんだん短くなっていく順「たぬき小路」めぐり


全国的にいろいろな場所にある商店街の名前、というのがある。最も代表的な例は「○○銀座」だろうか。相当の数が各地にあると思う。他にも、以前「昭和通り商店街」を回ったこともある。

同様の例に、「たぬき小路」というのを聞いたことがあるだろうか。「あるある」と思った方はやや少ないかもしれない。

上の例と比べるとマイナーだと思うので、直接目にしたことのない方も多いと思うが、かわいい名前が印象的。商店街ではあるのだが、「小路」の名前が示す通り、規模的に小さいところが多いようだ。

ちょっと寄ってみたくなる響きのある「たぬき小路」。いくつか回ってきたので、短くなっていく順に紹介します。

小野法師丸



本物たぬきはいないけど雰囲気はわかるかも

ネットで「たぬき小路」を検索すると、トップに出てきたのは札幌にある狸小路商店街。たぬき部分が漢字表記のタイプだ。こちらはかなり大きな商店街で、公式サイトも充実している。

しかし、このようなたぬき小路はどちらかというと例外で、「たぬき小路」の名がつく通りはこじんまりとした飲み屋街のようなところが多いようだ。今回は東京近郊で回ってみたい。


最初は中野
左の写真の場所で振り返るとこんな感じ

まず紹介するのは、中野駅近くにあるものだ。北口を降りたところすぐに「中野サンモール」という立派な商店街がある。週末に訪れたところ、歩きづらいくらいの混雑ぶり。

中野にあるたぬき小路は、このサンモールに接しているらしいのだ。中を進んでみよう。


この賑やかな通りに…
接している小道が狸小路

しばらく進んでいくと、右手に狸小路を発見。ここも漢字で狸と書くタイプだ。

人通りがないわけではないが、つながっているサンモールの喧噪と比べるとひっそりとした雰囲気。狸小路という名前の響きとマッチしているように感じる。


飲食店街であることを示すキャッチフレーズ
丸ゴシック体がたぬきっぽい

左の電柱は実際にこういう反り具合だった
ちょっと探検したくなるようなたたずまい

今回紹介する中で最も距離が長いたぬき小路だけあって、全体的な雰囲気も明るめで、家族連れも歩いている。せっかくなのでどこか店に入ってみたいと思って物色していると、右下の写真に写っているそば屋に気になるメニューがあった。


冷静な達筆で「地獄そば」

鴨南ばんや三色そばに並んで、地獄そば。おっかない名前だが、だからこそ実際に食べてみたくなる。今日の昼食はここにすることにしよう。


メニューの中でも異彩を放つ「地獄」
それほど厳しくなさそうな地獄

地獄と聞いて想像したのは辛いそば。極端に辛いものは苦手なので心配したのだが、どうやらそういうことではないらしい。釜からゆであげたそばに、あたたかい辛汁をかけて具と混ぜ合わせて食べるそば、ということらしい。

釜あげうどんのことを「地獄うどん」という呼び方をするのを聞いたことがあるが、そういう意味での地獄そばであるのだろうか。辛さもなく、マイルドにおいしい地獄でよかった。


反対側の狸小路入口

店を出て、再び狸小路を散策。とは言っても、2分もかからずに全て歩けてしまうくらいの通りだ。

この狸小路は「y」のような形になっているのだが、全てを歩いても131歩で終わってしまった。それでも今回最長である。ではさらに短いたぬき小路に行ってみよう。


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