西川口そっくり
さて、最後は都内にある「デリカぱくぱく」だ。このお店、一番最初に食べに行った「にこまる弁当」にお店の雰囲気がそっくりだった。ついでに言うと、この「デリカぱくぱく」のある鴬谷駅周辺は、「にこまる弁当」のある西川口駅近辺と街の雰囲気もそっくりだ。街の持つ意志のようなものが、この激安弁当専門店を作り出しているのか。
ここも弁当は全て250円。種類もたくさんあって、また目移りしてしまう。そして、やっぱり安い総菜を売っている。店内をよく見てみたら、お客の顔まで「にこまる弁当」と同じ顔をしている気がしてきた。SFだったら、自分が仮想現実の中にいることに気づいていない、というパターンである。ところで、鴬谷とか西川口にSF的な要素が出てきて今びっくりしている。
これは、かなり強烈な肉のボリュームだった。肉に、ずいずいっと自分が攻め入られている感じだ。だめおしにデミグラスソースのようなものがかかっており、更なるコッテリ感を演出している。
まとめ
食べたのは4種だけだが、それでも色々なことがわかった。
タイトルで「食べ比べ」としているのだが、不思議とどこの店の弁当も印象は似ていた。ひょっとしたら「激安弁当」という一つの食事ジャンルが今できあがろうとしているのかもしれない。正直、食べていて後半は飽きた。