そもそもぼくが免許も持ってないのに国道に興味を持つようになったのは、以前「世界一分かりづらい趣味」という記事でご一緒した国道を趣味とする松波さんに手ほどきしてもらってからだ。
上記記事でも書いたが、国道趣味の方々の間で「港国道」と呼ばれる国道は短いものが多い。それを教えてもらっていたから、この58号も短くて当然と思っていた。
ところが大間違いだった、というわけ。地図はちゃんと見よう。
それに気がついたのは2つのきっかけがある。
ひとつは先日「デイリー道場」に応募のあったすばらしいエントリ「八年目の再挑戦!空港から家まで歩いて帰る30km」を読んだとき。そう、この感動ストーリー(ほんとすばらしい文章だよね!これ!)、舞台が奄美大島の国道58号なのだ。
そしてもうひとつは上記松波さんが最近出した、その名も「国道の謎」という本にこの58号が詳しく述べられていたから。
この本によれば、海上フェリーは「道路の付属物」と認めうるとのこと。付属物だよ、付属物。だから海上区間も「国道」と呼ぶことができなくもない。その考え方をとった場合、この58号は日本一長い、と。びっくり。
短くて面白そう、と思って行ってみたら、なんと日本一長かった、というびっくりのオチでした。 |