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フェティッシュの火曜日
 
コミュニティバスだけでどこまで行けるか

文京区:Bーぐる

最初のバスは、文京区の「Bーぐる」だ。

(コミュニティバス乗り継ぎの旅は、都合上ぼくの地元・駒込からはじめることにしました)


駒込駅のバス停にやってきた文京区のコミュニティバス


では、最初にこのバスについて簡単に紹介しましょう。


「B−ぐる(ビーグル)」 データ
運営
文京区
料金
100円
運行間隔
約20分ごと
運行開始
2007年12月
名称の由来
一般公募。Bは文京区のB。

このバスは、都営バスの通ってない場所や細い道を循環するように走る。

そして止まる場所にも特徴がある。都営バスはたとえば「千駄木一丁目」「白山五丁目」みたいに、特にどこの前というわけでもない場所に止まることが多い。でもB−ぐるは違う。

特養ホーム白山の郷
駒込病院
特養ホーム千駄木の郷
昭和小学校

こんなふうに、福祉、医療、教育施設の前に止まることが多いのだ。

まあでもこれは本当は後から気がついた。なんか小さなバスが100円で走ってるなくらいの認識しかなかったけど、なるほどコミュニティバスってそういう機能も託されてるわけですね。

 

乗り換え地点は千駄木駅前

さて、駒込から白山をへて後楽園までをくるくると回るこのバス、じつは千駄木駅前で台東区のコミュニティバスと乗り換えられる(ちょうど区境なので)。




B−ぐるの路線の全体図。左上のバスマークが出発点。右側が乗り換え地点。

 


台東区のコミュニティバス(東西めぐりん)は、文京区の一年以上前に運行がはじまってる。なので、もともとあった台東区のバスに接続しやすいように、文京区が後から気を利かせたってとこなんだろう。

で、そうやって次々に(たぶん)気を利かせていった結果、いまでは東京の端から端までがずいぶんつながるようになっている。

いったいどこまでなのか。先を急ぎましょう。



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