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フェティッシュの火曜日
 
コミュニティバスだけでどこまで行けるか

港区:ちぃばす

次は、ちょっと歩いて赤坂見附の駅前へ。


港区、ちぃばす


「ちぃばす」 データ
運営
港区
料金
100円
運行間隔
約15分ごと
運行開始
2004年10月
名称の由来
ちいさいバス、から。

ちぃばすは、赤坂見附から六本木をへて、さらにその先の田町まで進む。

六本木ミッドタウンわきの公園


港区には家賃の高いマンションがいっぱいある。

六本木ミッドタウンわきの檜町公園で乗ってきた若い男女は見るからにいい服を着ていた。わりと大きな声で○○さんはお金に対する嗅覚がすごいとか話をしている。さっきの千代田区とはぜんぜん違うなと思った。


六本木一丁目で乗り換えて、田町へ

今回の目的は、コミュニティバスの乗り換えでどこまで行けるか、ということだ。残念ながら、田町の先、隣接する品川区にはコミュニティバスは走っていない。

路線図によると、ちぃばすの終点は田町駅の先、「芝浦車庫」となっている。芝浦車庫・・。どんなところだろうか。


浜松町を通って


終点、芝浦車庫に到着


終点は、運河沿いの工場やらマンションの並ぶ町だった。駒込から、一日かけて知らない町まで来たことがちょっと感慨深い。もう日が暮れかけている。

遠くに行きたい、と思ったとき、ぼくの頭の中には、なぜか「=海」という発想がでてくる。こどもみたいな単純な連想だが、でもできれば海をみてみたい。コミュニティバスだけでここまで来たか!と思いたい。

さいわい芝浦は運河の町なので、景色はほぼ海だ。たとえば、こんなふう。



眼の前に広がる海!

 

勢いだけで海!といってみたが、まあ違うよね。川沿いの町だ。

今回、駒込から田町までやってきた。計400円で、6時間ほどかかった。コミュニティバスをこんなに乗りこなしたやつはいないだろう!という気概はある。

が、JR山手線なら190円で30分だ。比べるものではない。比べてはいけない。夕闇の運河で自分にそう言い聞かせました。

 


今回の全ルート。出発点は一番上のバスマーク、ゴールは一番下。

まとめ

実は、駒込から北についても、台東区〜荒川区〜足立区と乗り換えることで、ほとんど埼玉県まで行くこともできる。また、葛飾区のシャトルセブンはなんと千葉のディズニーランドまで往復してる。

コミュニティバスのネットワークは結構すごいことになってます。


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