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ひらめきの月曜日
 
忍者飯を作ろう!

それでは出来上がった各種フレーバーの兵糧丸を食べてみましょう。


メイン2品にスープ、サラダ、デザート付きでござる。

その1 まずはメイン1品目。肉料理


所々に見える赤い粒がポークジャーキー。

ジャーキーのクセのある味がまたなんとも・・・


最初は干し肉。ポークジャーキー入り兵糧丸から行きます。硬さはノーマル品同様に乾いた団子の硬さ。かすかにジャーキーの香りはするけど酒の香りが勝ります。塩気が加わったのでノーマルよりか食べやすく感じます。けど、後からくるジャーキーのクセがひっかかる。ビーフではなくポークジャーキーだったのが救いだったか。ノーマルよりかはいいが、兵糧丸は肉向きではないようだ。

 

その2 メイン2品目。魚介料理


ポークジャーキーより赤みは薄い。

こいつは結構いけるかも。


エビ珍味入りの兵糧丸は、ジャーキーよりもクセがなく、適度な塩気と鰹節とは違う海系の旨味が加わっています。香りはノーマルとあまり変わらないものの、かなり食べやすく味も悪くない。兵糧丸の作り方として干し魚の粉末を入れることもあったようなので、相性がいいのでしょう。これなら続けて食べられそうな気もする。しかし、冷静に考えるとそうでもないかも。

 

その3 サラダ的な野菜は使われて無いけどサラダ


蒸す前に比べてかなり危険を感じる色になる。
予想よりかはかなりいい。

サラダと言うことで青汁の粉末を入れた兵糧丸。まずい食べ物と言って例に挙げられる青汁入りでしたが、意外や意外。割と食べられる味でした。酒と鰹節の香りに、ヨモギとか春菊とか、そういう系統の野菜の香りが加わった雰囲気。草餅に近いかも。
けど、後から青汁独特のエグ味のような感覚がやってくる。サラダのくせに主張が強い品となりました。美味しい印象を受けるが、それが出会いの時だけの気の迷いとすぐに判明。

 

その4 お湯に入れればスープになるか?


やや黄色い外観。

粒コーンもしっかり入ります。


粒コーンスープを入れた兵糧丸は黄色がかっていて、所々にコーンの粒が見え隠れ。このままこれをお湯に入れてふやかしていけば、スイトンを入れたコーンスープにならないだろうか。ならないか。
ジャーキーやエビ珍味よりかなり塩気が強く、コーンスープの味や香りもします。エビ珍味入りに続きこのまま数を食べられそうな気がする。けど、そもそもコーンスープを直接食べ物に突っ込んでも大丈夫なのだろうか?

 

その5 〆にフルーツのデザート


ゆべしのようにも見える。

イチジクの種の粒々がハッキリわかる。


乾燥イチジク入りは、果肉に当たるとほのかに甘く、種のプチプチとした歯応えが新鮮です。デザートということで用意したものの、味はデザートというよりオカズ。鰹節の旨味はイチジクの淡い味など打ち消してしまうようです。鰹節や梅肉を使わずに、蜂蜜を増やしたり砂糖を追加したりすればお菓子として食べられるでしょう。

 

あの人に食べてもらおう

5種類食べ比べてみたところ、エビ珍味、コーンポタージュ入りは続けて食べても大丈夫な感じの味でした。厳しいのは青汁か。しかし、食えない味ではない。

全体的に「食えなくないけど、好んでは食べない」という雰囲気はあるけど、手にべたつくわけでもなく、携帯保存食としては合格とします。

せっかく、色々な味を作ったことだし、やはりあの人に食べてもらって感想を聞いてみたい。兵糧丸を包んで出かけました。


ノーマル含めて6個を笹の葉で包みます。

包み方が合っているか分らないけど携帯性には問題無し。


向かった先は、東京は大森。駅から少し歩いたビルにあの人がいます。


エレベータに乗って・・・スーツは世を忍ぶ仮の姿。


ドアを閉めたら・・・


20秒で忍者


安藤殿、兵糧丸でござる! うむ、かたじけない!


言わずと知れたデイリー忍者界の開祖。安藤さんです。こんな活動や、あんな活動や、その他各種イベントで忍びの道を歩んでいます。そんな安藤さんに兵糧丸を味見していただきます。


見た目は普通でござるな


と、ここから先は食べた直後の安藤さんの表情でお楽しみください。


ん?

うあぁぁ・・・


はふぁーーー

おふっっ!


いやぁぁ・・

おおっ!


その味に思わず言葉を失ったのか。食べた後の安藤さんは言葉少なめ。ため息とも、叫びとも違う不思議な声をあげていました。

ポークジャーキー、エビ珍味、コーンポタージュはうまかったとのこと。ノーマルはどこかで食べたような味だけども、食べきるのはちょっとキツイ。青汁は草の味がダメなようです。イチジクはプチプチとした食感がお気に入りだとか。総じて、食べられない味じゃないけど、全部は厳しいとの評価でした。

ついでに編集部の方々や会議に出席していた他のライターの方にも食べてもらいました。


大北さん。開口一番、マズイ!とバッサリ。

林さん。カッティングボードの味がすると、食い物以外の物で評価。


一応全体的に「食べられない味ではないね」「どこかで食べたことのあるような懐かしさのある味」と評価はされるものの、その後は結構散々な言われようでした。

ええ、初めからわかっています。

そんなに酷い味ではないですよ

兵糧丸は、材料によってはもっとお菓子風や、普通にオカズに出来るような味にすることも可能です。今回の組み合わせは確かに食べ物としてはあまり美味しいとはいえないものでした。

しかし、栄養価や保存性、携帯性に関しては申し分ないと思います。味に関しても、美味しい物が溢れている現代だから低い評価かもしれません。もっと極限状態に近い時に食べたらそのありがたみが分かるでしょう。出来ればそんなことはしたくないですが。

こんな忍者飯も売られています。現代人にはやはりこういう物が好まれる。


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