まるで新宿アルタ前
奥に奥に進んでいくと、まず蜀の武将たちがガラスケースの中に展示されていた。三国志の漫画だとそれぞれが違う顔なのだけれど、ここにいる本物の武将たちは「一部だけ長い横髪」「長い口ひげ」をそれぞれ蓄えていた。お手入れが大変とかいう以上に、ナタとか剣とか振るのも面倒だと思った。
その武将たちを見終えて奥へ奥へ。すると中央に劉備、その両脇に劉備の義兄弟、副主役クラスの関羽と張飛の巨大な像があった。当然のようにそこには人だかりとフラッシュの嵐。そして感動さめやらぬうちに、その先に足を進めると、巨大な諸葛亮が。
「あぁっ!知ってる、この人」と芸能人を見るたびにプチ感動という、新宿アルタ前でお昼前に待機する気持ちを成都で味わった。 |