色々勉強になって、楽しかった
杉玉作りはなかなか満ち足りた時間であった。前々から疑問に思っていた杉玉の謎を解明できたし、かわいらしい杉玉も手に入った。
製作にかかった時間は4時間ぐらいであったが、多分それは私のスケジュールを考慮してくれたことによるものだと思う。もっと時間が取れる場合は、さらに密度の高い杉玉を作ることができたのだろう。なお、造り酒屋から受注して作るプロ仕様の杉玉は比べ物にならないほどの時間をかけるそうで、そちらはなんと納品まで1年待ちだそうだ。
ちなみに作った杉玉は、現在玄関に吊るしている。これが杉の良い香りを漂わせてくれて、良い感じ。まだ青々としているので、しばらくは天然の芳香剤として使うことができそうだ。
取材協力:智頭宿・杉玉工房(杉玉作りは10月から5月まで、要予約)
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難しいけれど、できれば嬉しい杉玉作り |
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荷物置き場には大量のイモがあった。聞いてみれば、あまった杉葉で焼き芋を作るのだとか。ヤニ(樹脂)を多く含む杉葉を、昔は燃料に使っていたらしい |
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