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ちしきの金曜日
 
「デ・ビル」に夢中


この一年、「デ・ビル」に夢中だ。

なんど見ても素敵なデ・ビル。いろいろな街で見かけるたびに写真を撮っている。今回はこのすてきなデ・ビルをご覧いただこう。ふたたび。

大山 顕



ふたたびデ・ビル

1年前に「デ・ビルを鑑賞する」という記事を書いた。デ・ビルとは、ちょっと古いビルのことだ。「ちょっと古い」って定義が曖昧だが、見れば分かると思う。ああ、そういうビルね、って。


こういうやつ。色づかい、素材感、窓と壁のバランス、どこをとってもちょうかわいい。ほしい。

こういう、なんてことないビル。でもかわいいビル。ちょっと古い。この「ちょっと」ってところがポイントだ。古い有名建築はしばしば雑誌などで取り上げられ、ものによっては保存すべし、などと言われるが、こういう「ちょっと古い」ビルは人知れず建て替えられる。

まあ、老朽化や耐震や使い勝手などの面で建て替えられるのは当然で、デ・ビルを保存すべしなどとは思わないが、現在のビルにはないスタイルで、とにかくかわいいので写真に収めて愛でたい、そしてもし同じ趣味の人がいたらそういう方々とこの喜びをシェアしたい、と、そういうことだ。

「デ・ビル」とは勝手なネーミングだ。デッドストックな感じのビル、で、デ・ビル。「ビンテージもの」ってことだ。だじゃれだ。

 

 

勝手に分類したのでご覧いただきたい

前回記事を書いたあと、いろんな街で通りかかって見つけたら撮る、ということを繰り返してきたらけっこうたまった。並べて見ていくうちに、見どころの共通点が見えてきたので、それに沿って分類してみた。 ご覧いただきたい。

 

見どころ01・窓と窓の間のおしゃれ

まずはデ・ビルの外壁そのものだ。後述するように窓の形もかわいらしいのだが、その窓と窓の間の壁面のおしゃれ具合が心憎い。いま、こういうおしゃれってあまり見かけない。まさにデ・ビルならではの鑑賞ポイントだ。(下の写真をクリックすると大きな写真と解説文章をご覧いただけます)



見どころ02・丸みを帯びる

デ・ビルの大きな特徴のひとつが「角が丸い」という点。窓が角丸だったり、入り口の壁面がカーブを描いていたりする。デ・ビルが建てられた時代の流行だったのだろう。デ・ビルのかわいらしさを代表する、この丸みを帯びたさまがよく表れたものをまとめてみた。



見どころ03・縁取りデ・ビル

前回もそうだったが、デ・ビルの魅力がちゃんと伝わっていないんじゃないかと心配になってきた。よく考えたら分類したところで、どうなんだ。

いやいや、かわいいよねえ、デ・ビル・だめかなー。ネーミングがよくないかな、そういう問題じゃないか。

しかしここでやめるわけにはいかない。そう、デイリーの記事とは、恋愛のようなものなのだ。ある程度の期間付き合った恋人とは、あるときもう引き返せない時期が来る。このまま前に進も戻るも必要な燃料は一緒、という中間地点だ。先は見えないが、進むしかない。そういうものだ。

なんの話だっけ。

そうそう、つぎのデ・ビルは、縁取りがされているものたちだ。ご覧いただこう。ぼくの粗末な恋愛観など語っている場合ではなかった。



見どころ04・窓にも注目

これまで見てきたもののなかに、窓のデザインが特徴的なデ・ビルがいくつかあった。窓のありかたに注目するのはデ・ビル鑑賞においては基本である。たぶん。

かわいらしい窓をもつデ・ビルをご覧いただこう。



見どころ05・集団デ・ビルズ

デ・ビルはしばしば固まって存在する。うれしいことだ。「一匹いたら十匹いると思え」とはデ・ビル探しにもいえる。



今後も集めていきたいと思います

需要を無視して押し切った感のあるデ・ビル鑑賞のすすめ。「じつはわたしも好き」ってひとがいますように。

ぼくのパソコンにはまだまだたくさんのデ・ビルがいるよ


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