喜び勇んで工場へ向かう。見えてきた工場から煙が上がっているのに驚いた。工場と言ってもポテトチップスを作っているのだ、煙とポテトチップスがどうにも結びつかない。
湖池屋の人「あの煙ですか、あれは水蒸気で、ジャガイモを揚げたときの水分ですよ
」
あんなに!?ジャガイモを揚げて水蒸気が出るというのがにわかに信じがたい。
湖池屋の人「ジャガイモは80%が水分ですからね。」
そんなに!?ホクホクなのにほぼ水分。
湖池屋の人「北海道の大地と雨で育ったジャガイモが京都でポテトチップスになり、その水分が京都の空気に溶け込むんですよ」
ここだけ急に慣れた口調。これが湖池屋京都工場の定番ネタか。なんだかロマンチックな職場だぜ。
工場長、自信満々 |