ダブルオメガ加工の威力やいかに
ダブルオメガ加工を採用した三次元マスク。さらっと書いてみたがなんのことやらよくわからない(これについては特に説明書きもなかった)。わからないけど、かっこいい。
ノーズフィッター部分はやはり心棒としてプラスチックが使われている。この形状のマスクの中では素材にもっとも厚みがあり、使い捨てにするにはもったいない感じがするほどだ。
口元のプリーツ部分の絞りが他社に比べしっかりと絞られているようで、そのためか守備範囲が狭くフィット感もさほど良くはない。その分周囲からも吐く息が漏れるようになっており、メガネはほとんど曇らなかった。
ノーズフィット部にぱかぱかと可動する紙がついており、これが弁の役割を果たして呼気が抜けているのかもしれない。だとしたらすばらしいアイデアだ。しかし息をする度にその紙が鼻の穴に吸い付けられるのが気になる人もいるかもしれない。
さあ問題の氷点下性能はどうだ。
やはり曇った。氷点下ではわずかな息の漏れも即メガネの曇りにつながるようだ。ただ、このマスクは耳にあたるゴムが太くて柔らかいため、凍えた耳にも痛みが少なかった。こういう小さな企業努力に気がつくとうれしくなりますね。
総合評価
室温でのメガネの曇り易さ ★(満点は星5つ) 氷点下でのメガネの曇りやすさ ★★★★