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はっけんの水曜日
 
クリスマスに鼻笛を吹くべき7つの理由

手のひらサイズで可愛いです。これは良い。

クリスマスに鼻笛を吹くべき理由その5 小さいので持ち運びが楽

ほら、見てみてみてみて、この小ささ!チェロやハープと比べたら冗談みたいな小ささ!リコーダーやカスタネットよりも小さいんですよ。しかも、ホイッスルみたいに単音じゃなくて、ちゃんと音階も吹ける楽器なの。

最近は飛行機に楽器を乗せるのに、楽器分のお金を取られたりするんでしょ?でも、鼻笛なら大丈夫。ポケットに入れて機内に持ち込んでもOK。

このお手軽さは良いですよね。ちょっとしたパーティーに持って行くのも楽だし、いくつかを友達に配っても、友達も迷惑せずに持ち帰れる大きさですよ。


その5 小さいので持ち運びが楽!

みんな鼻笛を吹けます。それが鼻笛協会会員。

クリスマスに鼻笛を吹くべき理由その6 クリスマスソングを吹きあうと盛り上がれる

安くて簡単に持ち運びできて、だれでもすぐに吹けるようになる鼻笛。これはクリスマスパーティーに持って行くにはピッタリ!でもって、そこでみんなでクリスマスソングを吹けばいいじゃなーい。

という事で、したのや縁日から5日後、いつものカフェで鼻笛協会の例会と忘年会と塩ラーメン部を兼ねた集まりがあるというので出かけてきました。ん?塩ラーメン?


肉とブロッコリーである。一緒にほおばると実に美味い。

鼻笛協会の例会では、今後鼻笛をどう広めるかを話し合ったり、鼻笛をどうビジネスに結びつけるかを話し合ったり、は、していなかった。ええ、まったく。

みんなで適当に鼻笛を吹いたり肉を食べたり塩ラーメンを食べたりしていた。しばしボーゼンとする僕を見て心配になったのか、杉本さんが「取材、大丈夫ですか?」と聞くので、「たぶん何とかなります」と答えた。ここまで書けたので、たぶん最後までなんとかなるとは思う。

肉やラーメン、繰り返される乾杯の合間に録画したクリスマスソング演奏のシーンがあるのでご覧ください。


大きな鍋で塩ラーメンを作る。部長曰く、サッポロ一番塩ラーメンじゃなきゃダメ、とのこと。ですよねー。僕もサッポロ一番派です。
塩ラーメンに次ぐ塩ラーメン。塩ラーメンのジェットストリームアタック!しかもこの取材の前、僕らは立ち食いそばの取材でそばを食べてきたのだった。

 

鼻笛クリスマスソングコンサート


よく、バンドをしてる人が言うだろう。音楽をみんなと演奏するのは楽しいって。でもギターとかベースとかドラムを習得するのは難しい。

ところが鼻笛なら10分もあれば大体吹けるようになるので、いきなりセッションが出来るのだ。これは楽しい。手軽にみんなで音楽を演奏する楽しさを味わえるのだ。リコーダーよりも簡単に、カスタネットよりも楽しく!


その6 クリスマスソングを吹きあうと盛り上がれる!

段位認定者の鼻笛。木製で格好良い。

段位認定されると木の鼻笛を売ってくれる

鼻笛には色んな種類があると最初に書いたけど、最初は一番簡単に吹けるプラスチックの鼻笛を買える。で、鼻笛協会で段位を認定されて初めて木製の鼻笛を買えるのだ。

条件は、協会員の前で一曲なんでも良いから通しで吹ける事。見事認定されると木の鼻笛を買える。黒帯みたいなもんだ。値段は1000円。やっぱりリーズナブルだ。

木の鼻笛は自分の鼻の形に合わせて削ると良いのだという。また、鼻の脂で黒光りしてくるのだそうだ。その色やオリジナルの形がまた格好良い。

閑話休題。


日本鼻笛協会で売られている鼻笛に添付されている説明書。裏面は吹き方の説明。 こちらの面には「本当の豊かさとは何か? ・・・などと考える前に、まずは鼻笛でも吹いてみてはいかが?」と書かれている。

今回の内容。主に塩ラーメン部だった。

鼻にちなんだ焼酎などもある。

クリスマスに鼻笛を吹くべき理由その7 ほたるの光を吹くと気持ちよく帰れる

みんなでクリスマスソングなんか吹いて盛り上がり、さぁ、帰ろうかって頃になったなら、ほたるの光なんか吹いてみたらどうだろう。どうも帰りにくい雰囲気だったのが一気に帰宅ムードです。トロイメライとか君が代もいいかもしんない。ねこの毛皮着る貴婦人のつくるスープ〜♪

そんな、ほたるの光を聞きながらこの記事も終わりにしたいと思います。みんな!今度のクリスマスとか忘年会は鼻笛を持って出かけようぜ!

 

ほたるの光でさようならー


その7 ほたるの光を吹くと気持ちよく帰れる!

鼻笛はデカルチャーだった

という事で、鼻笛、良いですよ。欲しくなったら、お問い合わせは↓のサイトかメールアドレスまで。
日本鼻笛協会世田谷友の会
[email protected]

記事中に出てるカフェは開いてる日と開いてない日があるから、行く前に確認を!

にしても相変わらず妙なことをしている杉本さん。今回の記事にはあまり書かなかったけど、世田谷アートフリマも軌道に乗せ、駄菓子屋をやったり、陸前高田市のアンテナショップ「田舎のごっつお」や映画祭の手伝いなんかもしている様子。ますますよくわからない。

いつも「この人は何者なんだろう?」と思っているが、未だによくわからない。

そんな杉本さんに鼻笛の取材をするのは楽しかった。街の子供たちやおじさんおばさんに声を掛けられる様子を見ると、愛されてるなーというのが伝わってくる。うん、鼻笛がっていうか、杉本さんが面白かった。

会長の杉本さんも面白いのだが、副会長の皆本さんも面白かった。以前はインターネットのインフラを支えるSEをやっていたそうだが、今は柑橘類の果樹園(皆本農園)をやったり、パソコンカフェの店長をやったりしているそうだ。杉本さんと同じくらいの正体不明加減。

面白い人には面白い人が集まって、面白いものも集まって、なんだか面白にあふれている。鼻笛はそのうちの一つだったんだ。


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