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はっけんの水曜日
 
もみじ饅頭を自作する

マクドナルド効果はつづく

天ぷらにすると色がわかりにくくなると思い、素揚げにした。
真っ赤と真っ黄色が油に通され、つやつやキラキラと輝きだした。

青空に透かされるセロファンみたいな姿も素敵だったけど、サラダ油をまとってギラギラしてる君も素敵だ。そして食欲をどこまでも刺激するこのカラーリング。正気ではいられない。


ピカピカ&パリパリ

食べてみた

ちょっと筋張っているけれど、パリパリしていて美味しい。茎のところもカリカリしていて食べられる。野菜と違い「樹液の通った葉っぱ」の香ばしさというか、素朴な味わいがある。


揚げたもみじの横に田舎まんじゅうがスタンバイ。

 

いいのかこれは

小麦粉、こしあん、卵黄、黒糖などを使い、一般的な饅頭を作った。

よくわからないけれど、私はこういう事がしたかったんだろうか。いや、深く考えるのはよそう。


一緒に食べなくていいのでは、なんて思ってないです。

10分後・・・
秋の香りの蒸気が立ち上る。

 

答えなんてないんだ

これが「リアルもみじ饅頭」です!
「です!」と言われても・・という感想なのは重々承知です。

何が正解かわからぬまま、なんとなくぼんやりした気持ちで眺めていたが、ちょうど帰宅した妹がテーブルを二度見して「も、もみじ饅頭・・・っ!」と良いリアクションをしてくれた。
そこで作った当人も「もみじ饅頭なんだ!」と再確認することができた。


やったー!本物のもみじ饅頭だ。と、私は思っている。

おいしいです

饅頭部分が。
もみじは、はがして塩をふって食べるとよいですよ!


鮮やかな赤色が食欲をそそります。
一緒に食べる意味は、ない。

来年も進化したもみじ饅頭を作るよ

すっかり紅葉もおわった今、この体験を振り返ってみる。今までにないもみじ狩りを実行できた事が嬉しい。
来年も、誰かを「も、もみじ饅頭・・・っ!」と言わせるそのためだけに、今から作戦を練っておきたい。

ついでにイチョウも揚げて「いっちょあがり!」と言いたい。

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