天ぷらにすると色がわかりにくくなると思い、素揚げにした。 真っ赤と真っ黄色が油に通され、つやつやキラキラと輝きだした。
青空に透かされるセロファンみたいな姿も素敵だったけど、サラダ油をまとってギラギラしてる君も素敵だ。そして食欲をどこまでも刺激するこのカラーリング。正気ではいられない。
食べてみた
ちょっと筋張っているけれど、パリパリしていて美味しい。茎のところもカリカリしていて食べられる。野菜と違い「樹液の通った葉っぱ」の香ばしさというか、素朴な味わいがある。
いいのかこれは
小麦粉、こしあん、卵黄、黒糖などを使い、一般的な饅頭を作った。
よくわからないけれど、私はこういう事がしたかったんだろうか。いや、深く考えるのはよそう。
これが「リアルもみじ饅頭」です! 「です!」と言われても・・という感想なのは重々承知です。
何が正解かわからぬまま、なんとなくぼんやりした気持ちで眺めていたが、ちょうど帰宅した妹がテーブルを二度見して「も、もみじ饅頭・・・っ!」と良いリアクションをしてくれた。 そこで作った当人も「もみじ饅頭なんだ!」と再確認することができた。
饅頭部分が。 もみじは、はがして塩をふって食べるとよいですよ!
来年も進化したもみじ饅頭を作るよ
すっかり紅葉もおわった今、この体験を振り返ってみる。今までにないもみじ狩りを実行できた事が嬉しい。 来年も、誰かを「も、もみじ饅頭・・・っ!」と言わせるそのためだけに、今から作戦を練っておきたい。