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不安な土曜日
 
シャイニングなホテルに泊る

立山黒部アルペンルートを独り占め

立山駅から立山黒部アルペンルートで室堂へ向かう。
まずはケーブルカーで美女平へ。所要時間は約7分だ。


立山駅からケーブルカーで 客は僕1人

新魚津の駅員さんが言っていたように、ケーブルカーの客は僕1人だった。

この状況を淋しいと感じるか、独り占め出来てラッキーと取るか。「人生を楽しむ力」みたいなものが試される場面であるが、僕はとても淋しかった。


急勾配を登るケーブルカー

標高差500m、平均こう配24度の上り坂をぐんぐん上がっていく。ケーブルカーの後ろには貨車が付いていて、黒部ダム建設時に資材を運んでいたが今はお客の荷物を運んでいるという。黒部ダム、という言葉を聞いて「地上の星」が頭の中を巡ったのは言うまでもないだろう。


美女平でバスに乗り換え

美女平駅でバスに乗り換えると、僕の他に1人だけお客さんがいた。この人はどこから来たのだろうか? 分からない。

バス発車まで数分あって、外で運転手さんが駅員さんと話している。

「明後日人間ドッグだよ」

運転手さんの言葉を聞いて、なんとなく安心した。どんどん非日常的な場所に向かってる中で、人間ドッグという言葉にグッと現実感を感じたからだ。


えびせんを食べてると 一気に雪景色

気づけば東京を出てからここまで、何も口にしていなかった。立山駅で何か食べ物を、と思って売店に行ったら腹の足しになりそうなものが見当たらない。唯一、お土産用のえびせんがあったので、それを買った。780円もした。

室堂に向かうバスの中でお土産用のえびせんを食べる。
外はどんどん雪深くなっていく。


室堂に到着

美女平から約1時間、ついに室堂に到着した。バスターミナルを見渡すと、揃いのジャンパーを着たターミナルのスタッフがちらほらと見受けられるが、一般のお客さんの姿は見えない。一緒にバスにのった男性もどこかへ行ってしまった。ホテルのスタッフだったのかもしれない。


ザ・ポツン…

このバスターミナルの上にホテル立山のフロントがある。
新魚津の駅員さんが言ったように、宿泊客が僕1人だったらどうしよう。


室堂駅のそば屋も 今シーズンの営業は終了




 

 
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