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はっけんの水曜日
 

Windowsのパソコンを使っている方にはおなじみの、ある機能が気になっていた。

作業を終えてパソコンをシャットダウンするときの、あの画面変化である。Windows以外のパソコンを使っている方には何のことやらという記事になって申し訳ないが、隣近所でWindowsパソコンをお使いの方に頼んで、あとで見ていただきたい。

もったいぶって始めたはいいが、この感じ、細かすぎて伝わらないかもしれない。不安を抱えつつ、今年最後の記事をお届けしよう。

(text by 乙幡 啓子



パソコン画面見せるのはいつも微妙に恥ずかしい

いったいどういうことが言いたいのか、うちのパソコン画面で説明しよう。この撮影のため、デスクトップ画面を大掃除した。内も外も。


さーて仕事も終えたし風呂も入ったしパソコン終了するかー。

[スタート]ボタン→[終了オプション]をクリックだ。

[コンピュータの電源を切る]ウィンドウが開いた。えーっとどれを押そうかな。[電源を切る]でいいんだよね。

えーっとえーっと…あれ?画面の色味がだんだん失われていくぞ!

もたもたしてたら、全面モノクロになっちゃった…。どどどうしよう。

[キャンセル]ボタンを押したら、元に戻ったぞ!ふぅー。

この様子を、なんと動画でもご確認いただけます。年末の大サービスだ。


 

北風と太陽の理論がここにも

もちろん上記のようなアホな戸惑いを毎日繰り返しているわけではない。

しかしたまに[電源を切る]ボタンをクリックするのが遅れたとき、あのだんだんと白黒に暮れなずんで行く画面を最後まで見届けては、寂寥の想いを味わってみたりしていた。サイバー空間にふと生じた、ノスタルジア。薄れてゆく過去。残された、想い。いやいやいや。

そして、ふと考えた。このように、だんだんと色味が失われることによって、もっと寂寞な心情にひたれる壁紙写真はないだろうかと。この際、もっとノスタルジアを!ノスタルジアをちぎっては投げちぎっては投げ!ノスタルジア無双や!

「“ふと”思ったこと」を実行するには、その数十、数百倍の労力が必要になる。この一年に撮った写真を全て見返し、適当なものをピックアップせねばならなくなった。


258フォルダ(つまり258日分)、
6905枚をチェック。
なるべく落差の激しいものを…つまり寂しさの対極にある愉快な写真を。

オーバーアクションだったり理解に困るような写真を数枚選ぶ。全て自分の写真だ。犬とかでもよかったのだが、本当に泣いてしまいそうな画面になるので自分から進んで汚れ役に。

そしてなるべく愉快なものを。「北風と太陽」の理論だ。より楽しげな写真が、モノクロームに変わっていくとき、よりさみしさを演出できるのではないかという。「北風と太陽」との関連は、各自想像してください。

そして、例の[電源を切る]ボタンなどが3つ並ぶウィンドウ、あれを避けて画面をトリミングする。意外と考えながら進めているのだ。


まあこんな写真ばかりだけどな。なるべく顔にあのウィンドウが来ないようにトリミング。

後はご存知のように、壁紙にトンチキな写真を設定して、一連のアクションを実行してみよう。


デスクトップを右クリックして、[デスクトップ]で背景を選択します。
こんな壁紙、どうですか。

 

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