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新年スペシャル企画
 
お正月宇宙SF大作完成!

第7話


撮影現場から

「住さん、演技で絶頂を表現するのはやめてください」というNGが何度も出た

無量大数の世代

「無量大数」って小学生用語だよなー、と僕と石川くんはおもしろがっていたものの、住さんも地主くんも知らないという。

あれ?なんで?教科書の後ろの方に載ってた一番でかい数字でそういうのあるでしょ?という話をしても通じない。しまった、これ世代(地方かも)があるんだ。

しかし、教科書には載ってなかったが、という乙幡さんがなぜか那由他とか不可思議とか色々知ってて現場は笑いが絶えなかった。こりゃ楽しい撮影でしたよ。

なんじゃこの茶の間

原始人になって帰っていく安藤さん

たしかこの日の安藤さんはさっと現れて、原始人の格好になって、さっと撮って帰っていった。かっこいい。

その姿を見て、ああ、原始人のプロっていうのがいるんだな、って思ったのだけども、業務時間内でやってるんだろうからそれはあながち間違いでもないんだろう。


制作日誌・その7


この大荷物が不幸を招いた

大事件勃発

家の撮影も二日が終わり、撮影終わりで石川&斎藤は浜松へと向かう。惑星のロケを浜松の砂丘でするのだ。荷物多いなー、と住さんが指さして笑っていた。

予算の都合上、僕は夜行バスだったので一旦帰宅したが、バス乗り場に向かう途中石川くんから電話が。第一声が「大変なことが起こった」だった。

「斎藤さんが、宇宙服の頭を紛失した。今、駅から何から調べてもらってるんだけど、どこでなくしたのかもわからないんだって。」

凍りついた。

「多分大丈夫だから、とりあえず浜松へ向かうわ」と僕も夜行バスで浜松に。もちろん大丈夫でないので、撮影を練り直しつつ。
一方そのころ斎藤さんはヘルメットを自作しようとしていた。電話に安心してこの後ちゃんと寝れたそうだ。
 

 
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