スピード・カレーのつくり方
15分で出来るスピード・カレーの材料は以下である(2人分)。
鶏肉 100g じゃがいも 1個 にんじん 1/4本 玉ねぎ 1/4個 水 300ml カレールー 3皿分 牛乳 大さじ2 ごはん 適量
最初にお肉と野菜をそれぞれカットしていく。この時、素材によってカットするサイズを考慮すると良いらしい。火の通りやすい素材は厚めに、火の通りにくい素材は薄めに。それがスピード・カレー、最初のポイントである。
それぞれのカットサイズは、鶏肉は一口大、じゃがいもは1センチ弱、にんじんは5ミリ、玉ねぎは3、4ミリ幅の薄切りにする。
大きめの耐熱ボウルにカットした野菜を入れ、その上に鶏肉をのせる。
「お水は材料が見え隠れする状態を目安にしてください」
料理用語では、その状態のことを「ひたひた」と呼ぶらしい。
「さあ、これで半分以上出来ましたよ」
と野口英世さん。
え? これで半分以上?
耐熱ボウルに野菜と肉と水をいれただけである。 これで本当にカレーが出来るのだろうか?
「次はボウルにラップをかけて、そのままレンジで10分間加熱です」
耐熱ボウルにラップをかける野口さん。ここで僕は重大なことに気づいてしまった。野口さんはカレーのルーを入れ忘れている。
お節介かとは思ったが、ルーを野口さんに手渡そうとした。
「いえ、まだルーはいれません」
と野口さん。これからレンジで10分間加熱するというのに、ルーを入れないと言うのだ。そんなバカな。ルーを入れなきゃカレーにならない。
会議室に電子レンジがないので別フロアに移動することに。
耐熱ボウルを持って知らない会社の中をウロウロする野口英世(偉)。 大丈夫だろうか?