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フェティッシュの火曜日
 
回転寿司のデザート状況はどうなっている

すしおんどにケーキのウェーブが


夜の闇にイエローが映える

むしろ、今までの回転寿司屋はなんであんまり匂わなかったのだろうか。よくわからない

さて、ここ、すしおんどは今までの回転寿司の中で一番「魚の匂い」がする回転寿司屋だった。行ったのが土曜日の夜で店内が込み合っていたせいかもしれない。

ケーキを食べるこちらとしては、少々アウエーな状況だ。でも食べます。

プリンケーキ(157円)チーズケーキのように見えてプリンです。甘さ控えめ。さっぱりうまい

ティラミス(157円)これもさっぱり。本来こってりした種類のケーキなのに珍しい

チョコレートケーキ(157円)ガツンと甘いのが欲しくて注文。チョコがけの部分はもちろん甘いのだけれど、ケーキ部分はこれもさっぱり系。すしおんどのデザートは「さっぱり」に統一されているという結論を出した

確変!ティラミスの4連鎖。

そして、3個のケーキを食べた時にレーンに異変がおこった。

寿司レーンに次から次へと大量にデザート類が流れはじめてきたのだ。しかもティラミス、プリンケーキ、チーズケーキと僕が注文した物ばかり。

僕の3連続のケーキの注文を受けた、厨房のリーダーが、「今日はケーキの波が来ている!」などと判断したに違いない。


こんな風に盛り上がる厨房(僕の想像なので、実際に盛り上がっているのは僕です)


大量のデザートがレーンを通ると、甘い匂いが魚の匂いに一瞬打ち勝ったような気がした。こんなアウェイな状況でも逆転のチャンスは残されているのだ。ついつい深く感じいってしまった(なにかにつけて深く感じいってしまうのは僕の悪い癖だ)。

 

ちよだ寿司で人とふれあう


ここは他の3店舗と違ってこぢんまり

仲良さそうに寄り添ってまわっているゼリーたち。ほかに仲間いないからな

最後に行ったのはちよだ寿司。ここはデザート類の取扱いが極端に少なかった。なにしろゼリー2種類とパイナップルしかなかったのだ。

これはこれで「食後にヘンに甘い物を食べなくてもいいのよ」という店側の方針がはっきりと見える気がして面白い。

メロンゼリー(105円)。生クリームとチェリー。なんかもう洋式美だと思う
抹茶ゼリー(105円)。メロンゼリーと同じ値段でアズキがのっている。コストパフォーマンス的にはこっちか

「アラー。ゼリー」「おれもゼリー食べたい」

さて、読者の方はこんな風に思っていないだろうか。「ケーキじゃなくて、ゼリーだったら、べつにそこまで食べたくもないかも…」

しかし現実に、ゼリーを2つ並べてガツガツ食べている男(僕のことです)を目の当たりにしたらどうだろう。

事実、となりに座っている、知らないおっちゃんとおばちゃんは、僕のゼリーを食べる姿に興味しんしんになっている。


写真撮ってもらったら、「もっと笑った方がいいのよ!」って指示された

しまいには「ゼリー食べたいけれど、タッチパネルの注文のしかたがわからないから教えてよ」とまで乞われることに。

なんと回転寿司のデザートで人と人が繋がった瞬間であった。なにがなんだかわからないが、こういうこともあるのだ。

転寿司デザートは異世界への扉か

4店舗で、デザートばかりを食べた結果をまとめるとこうだ。

・かっぱ寿司→寿司屋がカフェになる
・くら寿司→マグロがデザートになる
・すしおんど→店の匂いが変わる
・ちよだ寿司→酔ったおじさんの話を、たっぷりと聴ける

なんだかファミコンの裏技みたいな結果だ。回転寿司という機械仕掛けの空間でイレギュラーな行動をしたのが原因かもしれない。

値段のことを考えると、ケーキ類は結構おトクだ

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