さて、取材目的であった「氷柱ガマン抱きつき大会」も終わったことだし、あとはのんびりとおまつりを楽しみたいと思います。

カニ汁！　あったかーい！

串ザンギ！　うまーい！

クリオネチョコバナナ！　……は味は二の次という感じがしますが。

カニ殻焼き！　サイコー！　サイコーッ！

ンマーイ！　ンマーイ！

さすが北海道、何を食べてもホントにンマーイ！　いやー幸せ！　さっきまで死にそうな顔して氷にしがみついていたのは何だったのだという感じです。

やっぱりおまつりは氷に抱きついてるよりも、屋台で買い食いしている方が楽しいですね！

……とまあ、完全に仕事終わりモードになっていたんですが、そんな時、こんなものが目に入ってきてしまいました。

「人間カーリング」!?

な、なにそれ！　これは参加するしかないですよね……。

ジャーン！

こちらが人間カーリングの会場です！

人間カーリングはこのようにふたり一組で行うんですが、ひとりがソリに乗って（スタッフのおっちゃんは「ボブスレーだ」と言いはってましたが……）、もうひとりが押す役です。

こんな感じでポーンと押して……

円の中心にどれだけ近づけられるかを競います。

コレだったら筋力とか体力勝負じゃないからボクらでもがんばれそうな気がしませんか!?

……というわけで林・北村ペアでエントリーしました。

ボクがソリ役、林さんが押す役です。

しかしこのソリ、完全に子供用なんで、ものすごくキツイ……。そもそもこのイベント自体が子供向けなようで、他のチームを見渡すと、子供同士のペア、子供と親のペアばっかり……。せいぜい女子同士のペアがいるくらいで、中年男性のペアなんてボクらしかいないんですよ！

なので、もうこのソリに乗り込んでる段階で観客からクスクスと笑いがもれていて、心が折れそうです。

計測のスタッフたちも「コレ、測れるかなぁ……」なんて言い出す始末。

なんとかがんばって測ってもらった結果は5メートル70センチ。見事なるブービー賞でした。はああ……。

人間カーリング大会が終わった途端、狂ったようにリンクですべり出す子供たち。ホント、北国の子供たちは信じられないくらい元気ですね。

一方ボクらは……

かなり厚着をしているので体はそこまで冷えていないのですが、足下の氷から靴の裏を通して冷気が伝わってくるんですよ。体の芯から冷え切ってしまう感じです。

いやあ、もう帰りましょう。

最後の元気をふりしぼって、ホワイトハウスの前で記念撮影。「ひゃっほーい！」

貴重な体験をすることが出来ました！