着いてから何したらいいかがわからない
終点の南郷に到着。 もっと乗っていたいくらいだったが終点なので降りなくてはならない。楽しかった!
が、「海幸山幸」に乗ることだけが目的だったので、着いてから何をしたらいいか全然考えてなかった。折り返しの便まではまだあと3時間弱ある。
さあ、ここで何しよう??
と、そこへ…
駅を出てすぐのところに周回観光バスというのが停まっていた。値段は500円。あちこち回るが、帰りの海幸山幸の時間までには南郷駅に戻ってくるという。
ならいいか。と、どこに行くかもよくわからず 勧められるまま乗ることにした。
ちなみにこういうバスもある。 これは「にちなん号」といい、観光スポットを巡りながら宮崎駅まで行くバスだ。窓が大きく非常に興味深いが、今これに乗ってしまっては都合が悪いので、次の機会に乗りたい。
バスはやがて、こういうところに連れて行ってくれた。
そしてこれに乗ることになった。 本当に帰りの海幸山幸に間に合うんだろうか? と不安がよぎるが、大丈夫とのこと。 さらにその後、一時間くらい食事をしたりできる時間もあるそうだ。
バスおよび船に乗ったのは私含めて5名。 あんなにたくさん乗っていた海幸山幸の乗客も、途中下車のたびにだんだん数が減っていき、ここまで辿り着いたのは5名にまで減ったのだ。いつの間にか。
しかし、これくらいの人数になると逆に互いに世間話などするようになる。
するとなんと、私と同じゲキヤス切符でここまで来たという女性に遭遇。しかも博多から宮崎まで私と同じ列車に乗って来たことも判明。(あ、ゲキヤスの話は詳しくは次週にとっておきましょう。)
という感じで和み始める。
というわけで、とても素敵な船だった。 (ちなみに2000円だった)
ビールうめぇ
その後、船を降りるとまたバスが迎えに来て、今度は道の駅まで運ばれ、その後ふたたび(丁度いい時間に)南郷駅へと戻してくれた。
帰りの便は指定が取れていたので、 地ビールを飲みながら焼き鳥をつまむという至福コースで帰路へと向かう。
帰りはビール飲んでウトウトしていたらあっという間に宮崎駅に到着。この後、隣の赤い特急「きりしま」へと乗り継いだ。
これはいいなぁ
最初、混んでて座れなくてやや不安の幕開けだったが、途中から座れたし、客室乗務員のかたの気遣いや、途中で速度を落としたり駅で降りたりする演出などにより、終わってみたらすっかり楽しい観光列車だった。
また行こう。
参考リンク:日南観光特急「海幸山幸」の旅 (JR九州)