停車してる車内で2時間寝られる電車
ドリームにちりんは、ブルートレインなき現在、九州で唯一となった夜行列車。22:52に博多を出発し、6:35に宮崎に着く。夜行ではあるが寝台ではない。普通に椅子に座って一夜を明かす。延べ7時間43分の長丁場。
途中大分駅で、1:30〜3:25まで1時間55分もの間停車する。 停まってる車内で2時間過ごすって、 それ、ちょっと変じゃないか? と、個人的に気になっていた。
それがこれから体験できる。
最初、7時間43分も過ごすわけだし、それなりにちゃんと寝たいしとグリーン車を予約しようとした。が、グリーン車はおろか普通の指定席もすべて満席と言われた時は焦った。
え?そんなに人気あるの? 乗れるのか?!と。
知り合いの鉄オタ氏によると、ドリームにちりんは指定席が極端に少ないから自由席がデフォルトとのことだった。
ちなみに、先ほど一緒に飲んでいた三崎さんも 「せっかくなので小倉まで。」 と言って、一緒に乗ってくれた。
途中、ポツリと 「このまま宮崎まで行ってもいいな」 とも言っていたが、ゲキヤス切符を持ってない場合、宮崎まで9,460円もかかる。(ゲキヤス切符とほとんど変わらない!) それは申し訳なさ過ぎる。
気づいたら寝ていた。 ここから進行方向が変わるのでイスを回転。
三崎さんはここで降りた。 (付き合わせてしまってほんとすみません、、)
また寝てた。 アナウンスなどもなく、ひっそりと到着したが、振動がなくなったら勝手に目が覚めた。
外に出てみる。
駅の改札は出入り自由状態。
駅構内は店全部しまってる。
シュールだ。
一軒だけ、ampmが開いていた。 お茶とドーナツを購入。
ハッ!まだ2時だぞ。 (夜中に物を食べないように気をつけていたのに)
無人のホームに佇むドリームにちりん。 銀河鉄道のようでもある。
車掌さんが時々見回りで歩いている。
人もまばらになったので、シートを向かい合わせにして寝た。学生時代、雀荘でよくこの姿勢で寝たことを思い出した。
3:25
5:37
始発として混まなかったのは土曜日だったからかもしれない。
意外と楽勝だったなぁ。
お尻が痛くなったりすることもなかった。