で、実際に劇を見てきたのだが、これはすごいですわ。
幕が上がって、劇が始まってすぐに「お、すごい」と思った。
きらびやかさは「チープさ」になりがちなところだが、とにかくきらびやかを徹底すると、それを超えてしまうようだ。
大きな羽やスパンコールだらけの衣装など、そこまでするか、という過剰さが魅力的なのだ。
じっと劇に見入っていると、まったくよくわからないタイミングで拍手が起こる。
きっとなにかきっかけがあるんだと思うが、ついていけない。
歌舞伎で屋号を叫ぶのと同じようなものだろうか。
僕が見た公演は2部構成で(これも知らなかった)、前半は劇で後半はレビューというのだろうか、ラインダンスをやったり、階段からスターが降りてきたりという出し物になっている。
舞台の仕掛けもゴージャスで、なんだか夢の国の踊りのような世界だった。
女性に人気があるのも理解できる。
いままで経験したことがない種類の感動をして劇場を出た。
|