ハンバーグを持ち帰る

ハンバーグをハンバーガーにして食べるために、まさか店にバンズを持ち込むわけにもいかないので、まずはハンバーグを持ち帰らなければいけません。最初は、食べきれなかったので持ち帰っていいですか？とタッパー持参で行こうかと思っていたのですが、調べてみると持ち帰りが可能な店はあまりない様子。

50代60代のおばちゃんなら楽々実行可能な作戦ですが、食も神経も細い僕はそんな大胆な行動はできません。しかし、さらに調べるとテイクアウトメニューを用意している店がけっこうある！

ファミレスのテイクアウトってどういう場面で使うんだろう、と思っていましたが、こういうことか！

ファミレスめぐり

僕の家は郊外の国道の近くにあるので、近所にはファミレスがたくさんあります。今回は持ち帰りメニューにハンバーグを用意している大手ファミレスを6店まわりました。

皆さんはファミレスのテイクアウト使ったことありますか。どの店も入店するなり「何名様ですか？」とか「おひとり様ですか、禁煙と喫煙は...」と定型の反応をするなか、「テイクアウトで...」と言うと明らかに慣れていない反応が返ってきておもしろいですよ。

また、でき上がったものはコンビニ弁当のような容器に入れられ、ビニール袋に詰めて渡されます。「ファミレスからビニール袋をぶら下げて出てくる」という、これもなかなかない体験ができます。

あと、ファーストフードと違って待ち時間がやや長いので、めぐる場合は前の店を出たら次の店に電話注文しておくとスムーズです。

以上、ほとんど役に立たないファミレステイクアウトライフハックでした。いや、役に立たないのはライフハックではないな。

"あなたは食べる準備ができていますか? 私たちは役立つ準備ができています!
あなたはいつでも私たちの新たに料理された食物を楽しむでしょう!
それはちょうど愛をこめて料理してあります。
おいしい、おいしい、おいしい!!!
食後、それ以上の珍味を試みましょう… パンケーキ、アイスクリーム、およびパフェ。
おじさん、私たちには、プレートがビールをうまく伴う何かがあります!!
遠慮なく私たちに電話をしてください! あなたは、喜ぶべきものです!
新鮮な肉…生野菜と…私たちはあなたがとても好きである何かにそれらを料理するつもりです。"

何となく物静かなイメージだったロイヤルホストからの超アグレッシブなメッセージを読んで、少し怯みながらもテイクアウト。

しかし自宅の近くにこれだけのファミレスがあるとは思いませんでした。そこそこ大きな道同士の交差点や高速の入口もあるせいか、車で1時間ちょっと走っただけですべてのお店をまわれたほど。

逆に、自宅近くだからこそ普段はあまり行く機会がないのですが。

ガストではキャンペーンをしていたチーズ入りのものを注文。すると、出てくるまでの間ドリンクバーを使って待っててくださいと言われ、席に案内されました。すばらしいホスピタリティ！

また、ハンバーグ専門店を謳っているびっくりドンキーにもテイクアウトがあったのは嬉しい驚き。しかもメニューはオーソドックスなハンバーグ1品のみで、ものすごいストイックさを感じます。

というわけで、ファミリーレストラン6店をまわってハンバーグをテイクアウト。帰宅したとたんに家の中にハンバーグの匂いが充満しました。

また、単純にパンに挟むだけでは面白くないので、ハンバーガー用のバンズ、一緒に挟むトマトとレタスも用意。まったく同じように重ねてハンバーガーをつくります。

ハンバーガーをつくる

テイクアウトしてきたハンバーガーと、買ってきたパンと野菜で、パテ以外は同じハンバーガーをつくります。

まずバンズは表面を軽く焼きました。これは最近僕がハマっているハンバーガー屋さんのまねですが、バンズの香りと食感がアップ。

トマトは薄すぎない程度にスライス、レタスは柔らかい葉先を選んで一口大にちぎりました。

ではいよいよハンバーガーの作製。とは言ってもバンズの上にレタスを敷いて、その上にハンバーグ、トマトを乗せてバンズで挟むだけ。パテの味を生かすため、極力シンプルな構成にしてみました。ソースはもちろんそれぞれのハンバーグにかかっているもの。

お待たせしました。それでは、いよいよ実食です。