針っぽいのから思いっきりドリルっぽいのまで
さきほどの器具は治療用のバリバリ掘ったり削ったり、のドリルですが、昔に比べて歯周病予防などでめっきり一般的になったのが歯石取り。それに使われるのがスケーラーと呼ばれるこの道具。
うー、見るからに痛そう。でもポケットの深さを測るときに痛かったり血が出たりするのは、その部分が歯周病になっているからなんだそう。
スケーラーの先につけるアタッチメントもいろいろ。昆虫辞典開いてたら、海外の見たこともない蚊のページを開いちゃったような感じ…。絵見るだけでどこかカユくなってくるというか。これは治療中に見えない方がいいなあ。
−−あとはどんな器具があるんですか？
「タバコって吸われます？ヤニを取る道具もあって、それはエアタービンに似てるんですけど細かい塩みたいなものを圧縮空気で押し出して歯にあてるんです。そうすると汚れだけ綺麗にとっていくんです。サンドブラストみたいな」
−−話だけ聞くと気持ちよさそうですね。
「あとインプラント用のモーターっていうのもあるんですけど、それはもうまさにドリルですね。工具って感じです」
ここまで紹介した機材はもちろんどこの歯科医院も完全フルセットで揃えてるわけじゃない。それぞれの必要に応じて、て感じか。また配線などは国際規格なため、コロコロとフルモデルチェンジしたりすることは無いながらも、約２年ごとくらいに細かなバージョンアップは繰り返されてるのだとか。
さて、この記事の最初の段階では「口に入れる物」中心のつもりだったのだけど、タカラベルモントさんの売りである診療用の椅子やデンタルユニットを見てテンション上がりまくったのでその辺りもしっかり紹介しておきたい。歯医者の椅子でこんなに男子ゴコロが燃え上がるとは！
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