ハミガキ工場の昔
昔は今のような未来世紀の機械ではなくもっと泥臭い感じの機械でハミガキは作られていた。足で踏むペダルがあったりと時代を感じる。
昔の機械を見た後に、今の工場の機械たちを見ると僕は間違いなく未来を生きていると改めて実感することができる。そのうち本当にドラえもんくらいできてしまう気すらする。
自由に使える
工場を見学しているとトイレがあり、その近くには工場の人たちの歯ブラシが収納されていた。そこには何種類かのハミガキがあり、工場の人たちは自由に使っていいそうだ。どのハミガキにするか迷えるのだ。ちょっと豪勢だ。さすがハミガキ工場!
またトイレの中にはライオンが作っている制汗剤「Ban」も置かれていた。それも何種類も。これもやはり自由に使って言いそうだ。ライオンの工場に来てるんだ〜と改めて実感した。
ハミガキは使い分けだ!
取材の対応をしてくださった方々に普段どのハミガキを使っているのかを聞いた。意外と気になるところだ。実はサンスターを愛用してます、みたいなことがあったらどうしようかとドキドキした。
話を聞くとライオン製品を当たり前だけれど使っているそうだ。そして、興味深いのは「使い分けている」と言っていたこと。 ハミガキにはそれぞれ特徴がある。例えば、爽快感があるもの、歯垢の除去に力を入れたものなど。それを朝は爽快感があるもので、夜は歯周病を特に予防するものなどと使い分けるのだそうだ。ハミガキを使い分けるという発想は僕にはなかったのでそういう使い方があるのかと目からウロコだった。
でも、たまには他社のものを使ってみることもある、と言っていた。それは決して浮気ではなく研究のためだ。仕事熱心だと尊敬した。