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コラボ企画
 
めんつゆは北へ行くほどでかくなる?〜めんつゆのプロにインタビュー〜
ナポリタンだって作れるめんつゆ!

めんつゆというのは「めん」の「つゆ」である。それはもちろんだが、それ以外にも大変に応用の利く調味料であることは有名だろう。

煮物に炒め物に和え物にと、メインの味わいにも隠し味にも使える。炊き込みご飯のだしにもいいし、スープの味の軸にしてもいい。

ありていにいうと、私はめんつゆが大好きなのだ。我が家の食卓はめんつゆにおんぶに抱っこである。

ああありがたい、ありがたいと思って生きていたところ、
めんつゆを主力商品のひとつとかかげる、あの食品メーカーのヤマキさんから連絡があった。

いまサイトで公開中の「めんつゆ研究所」で「チョイがけ研究員」という名前で「ヤマキのめんつゆをいろいろなものにかけて試してみる」研究員を募集しているというのだ。その募集を応援してほしい、とのことだった(2010.6.26追記:このキャンペーンは終了しました)。

これは日ごろのめんつゆへの恩返しのチャンスではないか。

そんなわけで、デイリーポータルで4回のシリーズで「めんつゆ研究所」を応援することになりました。私としてはもう完全にねじり鉢巻、そろいの浴衣である。

1回目の今回は、めんつゆに対する思いを新たにすべく、めんつゆに携わるプロにインタビューしてきました。めんつゆに興味が沸いたら、ぜひとも皆さま「チョイがけ研究員」になってみてください!

(text by 古賀及子



めんつゆはいま大変なことになっている

今回インタビューさせていただくのは家庭用事業部のみなさん。

事務所は秋葉原からほど近い場所にあるという。おお、めんつゆ界における東京の聖地が秋葉原とは意外だ。

向かう電車の中でも私はめんつゆに思いをはせていた。ひとりで熱くなっているように思われるかもしれないが、めんつゆは今かなりすごいことになっていると思うのだ。

ネットで検索すれば、パスタも角煮も酢豚もめんつゆを使った料理がヒットする。みたらしのタレやおやきなど、おやつに使うレシピだってある。

あらかたの料理はめんつゆで作り尽くされているのではという現状だ。

当のヤマキさんの公式サイトでもその充実振りは大変なことになっている(ヤマキ ホームページ内「おいしいレシピ」)。

めんつゆは今、熱いのだ。


業務用事業部、家庭用事業部と気になる部署名がならぶ

家庭用事業部 加工調味料グループ!

はやる気持ちを抑えて到着すると、迎えてくれたのはヤマキ 家庭用事業部の山下さん、鈴木さん、新木さんのお3方。

「加工調味料グループ」というチームに所属される、ヤマキにおいての加工調味料のプロたちだ。まずもって、そのチーム名のかっこよさにしびれた。


左から新木さん、山下さん、鈴木さん それにしてもこの大量のめんつゆは……

インタビューといえば並ぶ大量の商品!

メーカーさんへのインタビューといえば、たくさんの商品に囲まれるイメージがあるだろう。

なんとなく「たくさんのめんつゆにかこまれてインタビューというのはどうでしょう! 今回はめんつゆメインなので、めんつゆオンリーで!」と無邪気にリクエストしたのは私なのだった。

改めて、これだけ並ぶとさすがの迫力がある。私もヤマキさんのめんつゆはかねがね使わせてもらっているが、ここまでサイズ展開があるとは思わなかった。

あの……、この大きいのは業務用、とういことでしょうか?

挨拶もそこそこに、インタビューが始まります。


一番右が持ち手も付いた1.8リットルサイズ。その大きさから撮影現場では「お父さん」と呼ばれていた

不思議と東北、北海道は1.8リットルサイズが出る!

−−この1.8リットルのサイズ、初めて見ました! 業務用……ですよね?

山下:業務にご利用いただくこともあるかと思いますが、ご家庭向けに販売しているんですよ。出ているのは主に北海道、東北エリアですから、関東では見ないかもしれません。

−−寒い地方でめんつゆが売れているということですか?

山下:売れている…というよりは、大きいサイズの商品が店頭に並んでいる、ということでしょうか。北海道のスーパーに行くと普通に並んでいますよ。

きちんとリサーチしたことはないので想像の範囲なのですが…、寒さの厳しい地域は過去の習慣から物を買いためておく傾向にあるのかもしれません。


しつこいようですが、壮観なのでもう1枚

逆に、関西は小さいサイズが主流

山下:逆にいうと、関西は400ミリリットルが主流です。

どわどわと始まったインタビューだが、いきなり「へー」の連発だ。

うどんのつゆは関西と関東で違うが、その関係もあるのだろうか。

−−ヤマキさんには白だし(薄口醤油を使っただしつゆ)もありますね。

山下:そうですね。でも白だしは関西というよりも名古屋や九州地区での消費量が多いですね。

鈴木:めんつゆ、東京は完全に1リットル市場ですよね。


こちらが白だし

めんつゆにおけるそうめんの重要さ

−−めんつゆが売れる季節ってありますか?

山下:それはもう、夏です!

夏にはそうめんがありますから。ご家庭で麺を召し上がる機会がぐっと増える季節なんですね。

−めんつゆに使う麺というと、個人的にうどんとそばが2本柱だと思っていました。そうめんなんですね。

山下:うどん、そばはもちろんですが、家庭で食べる麺としてはそうめんは重要な麺なんです。

確かに、うどんやそばは外で食べることも多い。そうめんはほとんど自宅だ。

林:ぼくなんか、毎週3回くらいそうめん自宅で食べますよ。朝ごはんにも食べます。


あ、林さん

そうなのだ。今回は当サイトウェブマスターの林さんも同席していたのだった。

わたくし、古賀だけだと、めんつゆが好きすぎて「めんつゆワッショイ!」なインタビューになってしまうので中和させる意味で来てもらった。

私がめんつゆなら、林さんが薄める水という役割だ(なんだか林さんに対して申し訳ない物言いになってないか大丈夫か)。

なのだが、なんだか林さんもノリノリなのだった。

林:僕は冬もそうめん、食べますよ。朝ごはんにも。
山下:そうめんはゆで時間が短いので手軽なんですよね。

では、林さんと古賀のふたりでさらにどんどこめんつゆの「へー」を聞いていきましょう。

−−夏は暑ければ暑いほどもうかるということでしょうか。

山下:いえいえ、暑すぎるとこれはこれでまた困るんです。


暑すぎても、人はそうめんを食べなくなる!

暑すぎるとだめとは?  >
 

 
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