「もう5年くらいですね。もともとはネットの大喜利サイトみたいなのがあって、そこのアイコンみたいなのに皆凝ってたんです。だいたい絵とかフィギュアとか使ってやってたんですけど、周りもやりだして何かないかな?と思ったんです。それでプロレス好きなのもあって『マスクいいなあ』と」
−−それで作り始めたと。ネット発というのも珍しいですね。縫製の経験とかは?
「ないです!最初は紙で作って、こなれてきた所で次はTシャツ切った貼ったして作ってたんです。ミシンも無かったんで両面テープで」
−−まさしく見よう見まねで。
「それからミシン使って縫うようになったんですけど、生地なんかがぜんぜんわからないんですよ!本物のマスクも持ってなかったから」
−−普通実際のマスクをバラして研究したりしそうですけど。
「いや、パクったりはしたくないんです!あくまで自己流でやりたいんですよ。だから今仕事になってもタイガーマスクっぽいの、とか言われる事あるんですけど断ってるんですよ。やっぱりタイガーは認められた人しかやっちゃいけないと思うんで。作るのも手を出しちゃいけない!」 |