被爆した大クス
次は山王神社の大クス。 こちらも市指定の天然記念物。
こちらの2本の大クス、現在は緑豊かに生い茂っているが、爆心地から約800メートルという距離で被爆し、一時は枯れ木同然になったという。その後たくましい生命力で復活し、今の姿になったそうだ。
所々、焦げたように黒くなっている。 「これが被爆した跡か…」と思ったらそうではなく、これは病気になったり中に水がたまって腐らないようにとの処置らしい。
排水のためのパイプが付けられたり、ガラスのフタがつけられたりといった部分もあり、サイボーグっぽくなっている。
作ってるのかと思った
修復と言えば、こちらの修復の様子もすごい。
たまたま通りかかった時に見たら、大クスの大規模な修復作業(治療)をしていて、その様子はまるで大クスをイチから建築しているようでもあった。
観善寺の大クスと言う。 こちらもまた市の天然記念物に指定されている。