ひとつの文字にいろんな意味を持つ漢字。しかし英語も時にいろんな意味を持ったりする。特にもともと漢字で書くべき物を英語化した時に…。「あえて誤読」するとまた別の想像力が働いてくる、というお話であります。
(大坪ケムタ)
探してみると意外とない
文章で書いても説明しづらいので、実際の例を見てもらうとしましょう。大手証券会社に「岡三証券」というところがあります。
なんか、割烹着を着た昭和のお母さんが「今日タカシは勉強してるから遊べないのよ〜ごめんなさいね〜」とやってきた友達を断ってるような絵が浮かび…ませんか?まぁともかく語感はいい。『居酒屋かあさん』てチェーンも東京にはあるけども。
まぁこういった「あえて誤読」したくなる字面のヤツを探してみようということです。とりあえず狙って探せるモンではないので、やたらめったらブラブラしてみようと思いますが、であえて誤読スポット…といえば編集部のあるこちら。
大食いブームとは関係なく昔から「OMORI(大盛)」である「大森」。大盛ステーションというと、テレビ朝日の食い放題バラエティっぽい。深夜1時から放映して胃もたれさせてくれそうな。
しかしこれ以外に「BENTO OMORI(弁当 大森)」とか簡単に見つかるかなー、と思いきや意外とない!安直なイメージ過ぎて、逆に意識してつけないのだろうか。ベタを嫌う大森人気質か。そんな人柄聞いたことないけど。
ちょうどこの2看板が向かいあってるのは何かメッセージでも送りあってるのか。そしてエゴという言葉が溢れてるのは物欲が飛び交う原宿ならではの奇妙な共通項か…いや、たぶんそんなことなくて偶然ですけどね!ちなみに「WE GO」は「ウィーゴー」ですよ、念のため。
時に「あえて誤読」って意味がないようであるように見えてくるのが不思議。ある意味で本質を捉えてるようなものも。そう思えたのがこれ。
ふとした時に気づくもの、ですよ
しかしわざわざ探そうとするとなかなかないね!「あえて誤読」って。みつけても、意味として通りにくかったり、ちょっとお下品だったりすんだよねえ。