斎藤「すると…これからの未来のカッパはどんどん鳥の方向に進化して行くんですか?」
どんどん時代と共にキャッチーになるカッパ象。それは計らずとも、カッパにアヒルを取り込むことでなされていった。しかし、これが進行して行くと、そのうちにカッパのイメージがアヒルに乗っ取られるんじゃないか。
大島「ある程度までしか行かないでしょうね。例えば怪獣も空想上のものですが、ゴジラが急に空を飛んだりしたら違和感があるでしょう」
つまりは「どのあたりのところに、僕らが創作としてのリアリティを感じるか」というところの問題らしい。ひとまず僕たちが、カッパダックを受け入れる心の準備は、まだしなくても良さそうである。 |