リアルな肉感のカッパ
こちらも合羽橋商店街から。妙に筋骨の発達したカッパの像がが街中で奉られていた。絞られた肉体美を有している。像全体が金色なのが、その存在感に拍車をかけている。すごいな、これ。
大島「どっちかというと、カッパはふつうの人間よりも少し小さいんですけれどね。河『童』って言うくらいで」
斎藤「釣り竿を持っている河童は、初めて見ました」 大島「カッパはふつう、牛とか馬とか人間とか…あと、キュウリを食べますからね。釣りをしているというのは、この商店街独自のイメージですね」
しかしこのリアルな質感で、人間を食べていたりしたら、かなり困ると思う。それは、ちょっと商店街のシンボルとして奉れないだろう。伝承よりも商店街の方々の良識が勝っている結果で、僕としては、ほっとする。