大島「ただ、それは良いとか悪いじゃなくて、カッパのリアリティを個人個人がどう感じるか、ですから」
「良いも悪いもない」とは言うが、昔からの妖怪を研究している立場の大島さんとしては、ちょっと寂しいんじゃないのだろうか。率直にそんなことを聞いてみた。
大島「いや。そんなことはないですよ。今回はわかりやすくカッパを知ってもらうために、時系列でお話ししましたが、個人的な好みとしては『新しい・古い』にこだわりはないです。さっき『カッパがどんどんキャラクター化している』とは言いましたが、実はそもそも妖怪全般が昔からキャラ文化なんです。なので、キャラとしての完成度が高ければ、僕はそれでオッケーですね。」 |