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ちしきの金曜日
 
トンネル掘る前の穴を見に行った


あいにくの雨でしたが、しじゅうエキサイトしてたぼく。
そりゃあ慣れないピースサインもやろうってもんだ。

先日すごい穴を見せてもらった。深さ30メートルほど。トンネルを掘るための縦穴だ。

よく、最もつらい刑罰として「穴を掘らせてそれをまた埋め戻させる作業を繰り返させる」というものが知られているが、これは掘りかたが足りないせいなのではないか。深い穴ってそれだけで楽しい。

大山 顕



こういう穴です

結論からごらんいただきたい。ちょうすてきな穴だ。


「立坑」とよばれる作業用の穴。ここからトンネル掘る巨大な機械「シールドマシン」が出発する。

すごい。かっこいい。ぼくもお金持ちになったら穴のひとつも持ちたい。


ちかぢか、ここでシールドマシンが組み立てられて、ごりごりとトンネルを掘り始める。

ほんと、穴、すてきじゃないか。穴掘る刑罰うけてみたいものだ。

というか、過去にこんな記事もある。みんな楽しそうだ。やっぱりぜんぜんつらくないんじゃないか、穴掘り。

とか勝手なことを言ってしまったが、実際にはこの立坑掘って出た土は東京ドーム一杯分。その一杯は大黒の方の埠頭整備に使われるそうだ。そしていまのこの状態になるまでに2年半かかったという。

「穴掘る刑罰うけてみたい」とかいってすまなかった。

 

高速道路のトンネルを掘る工事です

これまでもかっこいい工事現場を喜々としてご紹介してきたぼく。なんでこんなに工事現場好きなのかと自分でも不思議。こどもの頃遊んでたのが工事現場だったからかなー。あの積まれた土砂とかたのしいよねえ。

なかでも高架の架橋工事とか、トンネル工事のシールドマシンとかちょうかっこいい。最近は渋谷区の大橋ジャンクションの建設工事にくびったけだったが、さきごろめでたく開通してしまったので、もう工事中の雄姿を拝むことはできない。複雑な気分。娘が嫁に行くときの父親の気分ってこんなか。娘もいないしだいいち大橋ジャンクションつくったのぼくじゃないけど。


まだおさないよちよち歩きのころの大橋ジャンクション。すてきだったなあ(娘のアルバムを見返す父親のていで)

しかし、まだまだ日本にはすてきな工事現場がたくさんある。今回は横浜環状北線のトンネル掘る寸前の状態を見学させてもらったしだい。

さて、横浜環状北線とはなにか。横浜ではいま環状の高速道路を建設中なのだ。ぼくも知らなかったけど。千葉県民だからオシャレタウン横浜のことなどまったく存じ上げないのだ。

で、その環状線の、文字通り北の方の一部でいま工事が進められている区間が「横浜環状北線」。通称「北線」。


こういう環状線が計画中。しらなかった。横浜うといし。だいたい免許持ってないし。【首都高の横浜環状北線のサイトより】

具体的な位置は、第三京浜道路と港北ジャンクションでつながる部分から、首都高羽田空港線の生麦ジャンクションでつながるところまでだそうです。

っていっても、ぼくは千葉県民なのでオシャレタウン横浜の地理はピンとこない。より詳しいことは首都高の北線サイトをご覧ください。

 

あのシールドマシンがいずれここから

この北線区間にはとうぜん住宅がたくさん建っているので、山手トンネルと同様、苦労して地下を掘って道路を通すことになる。そこでみんなだいすきシールドマシンの出番だ。

 


これは大橋ジャンクションで活躍してたシールドマシン。の、おしり。むこうがわでごりごり掘っている。
世界一美しいお尻である。

今回は、このシールドマシンが発進する「立坑」という穴を見せてもらったと、そういうわけだ。前置きが長くなった。すまん。


こうやっておそるおそる降りていった。

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