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ロマンの木曜日
 
ガソリンスタンドのあの洗車機を作りたい


あの洗車機

大抵のガソリンスタンドには、通り抜けるだけで洗車してくれる機械がある。

車を運転しないのでどんな感じで洗車してくれるのか詳細には知らないけれど見たことはある。 あのモフモフしたモップが高速回転して四方八方から磨いてくれるのだ。 その様子はとても気持ちよさそうで、僕も洗ってください!思わず飛び込んじゃいそう。

でもあれは頑強な車のもの。人間が試したら存在自体までキレイさっぱり洗ってしまうかもしれない。 まだそこまで絶望してませんから。

なのでミニサイズの洗車機を作って体験してみたいと思います。

小柳 健次郎



洗車機とはなにか

洗車機はガソリンスタンドという開けた場所にあるため、車に乗らなくても見る機会は結構ある。

とはいえじっくり観察したことはない。なのでまずはなにがどうなっているのか ちゃんと見てみよう。


何十年もその姿を変えてない(ように思う)洗車機。
セサミストリートのモンスターみたいなブラシ。

なるほど、でっかいブラシが上と左右にあるのかー。

いやそんなことは最初から知ってます。知ってますが、 稼働してない状態ではそれ以上気づけることはなかったです。

だって洗車してる様子をじっと見てたら運転手にものすごく睨まれたんだもの。

 

設計図が完成度を左右する

そのような地道な調査を続けた結果、 だいたいどのように作ればいいか、設計図がぼんやりではあるが見えてきた。

そのぼんやりとしたイメージをアウトプットすると大抵の場合かなり残念なことに なってしまうものだが、設計図があると理解しやすいと思いますので書いてみました。


実にぼんやり。

逆に分からなくなったかもしれない。

要は棒にギアをうまいこと噛ませたらモーターで全部回せるんじゃないの?ということです。 考え方もとてもぼんやりしてます。


ギアとモーターは家にあるものからバラして入手。
これがあの回転するモップの支柱になります。下の歯車は単なる支え。

そしてこれがブラシ代わりになる羽。肌触り重視。
それを支柱に巻き付ける。

モーター、ギア、羽毛。仲間はずれを当てるクイズか。

いきなりの設計図変更

この羽毛、本物の洗車機に似ているかどうかよりも肌触りの良さと安さで選んでみたのだが、 ご覧のように毛が長い。そのため支柱に巻き付けたらギアが埋もれた。

ということはギアを噛ませることが出来ないということじゃないか。


天使みたいなギアでも、回らない。

これでは当初の設計図(らしきもの)のように3つのブラシを1つのモーターで 回せない。設計図を載せてから数ピクセルスクロールしただけで、もうプランが崩れた。

ただどう作るかの意識がぼんやりしてるということは、それだけ臨機応変になれるということ。 なのでこうしました。


上の部分をあきらめる。

洗車機らしさはダウンするけどしょうがない。ギアを組むのはついこないだまでサルだった 人間には難しすぎる。実際のところ二つでも回るのかどうか心配な程だし。

なおこの後さらに減って一本だけ。ということはないので安心してください。


次は土台を組み立てる。
やたらモフッとした装置に。

 

またダメなことに

ここまで形が出来たら後はモーターで回すようにするだけ。

それには上にあるギアをモーターで回すように考えて作っていた。


こういう形。

でもそれは無理だった。


なぜなら距離が合ってないから。

なんで毎回こんなミスを犯すのか。ブラシの距離感とかもろもろ原因はあるのだが、 最も適切な理由はバカだからだと思います。


製作者が途方に暮れてる間、ゴリラでお楽しみください。

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