つまり、コンテナの革命性は仕組みの巧妙さにあるのではなく、その規格性にあるのだと思う。世界中でみんなが同じコンテナを使うことで驚くほど効率的になる。
世界中で中国製のものが安価にでまわるのは、かの国の人件費の安さが理由とされているが、それよりも以前にまずものを運ぶことが安くすむ前提がある。そのことをことを忘れがちだ。それほど国境を越えてものを運ぶのが当たり前になっている。これはすべてコンテナによる革命だ。たぶん、コンテナ革命以前だったら人件費の安さも国を超えての物流コストで相殺されていたのではないか。
…とか理屈っぽいことを書くのは、ほんとは「すげー!」以外に特にお伝えしたいことがないからです。 |