いつか主塔のてっぺんにのぼりたいです

かっこいいホームページではエスカレーターと橋脚について熱く語っていた田村さん。好きな物について語り出すと止まらない彼女に、いろいろ聞きました。

「渦潮真上、橋の裏側を歩く道（田村 美葉）」

--相変わらずエスカレーターと橋脚に愛を感じる原稿でしたが、最近乗ったエスカレーターでビッときたものありましたか？

--ゴールデンウィークに広島に行ったんですが、なんの気なしに、そごうのエスカレーターをチェックしたらスパイラルだったんで、衝撃を受けるやら反省するやら大変でしたよ。

--？

--スパイラル（螺旋）エスカレーターは超高度な技術が使われていて、日本の三菱しか作ってなくて数も少ないのでエスカレーター界の花形的存在なんです。

--え、ええ。そ、そうですよね。

--わたしも大阪とか四日市とか博多とかにはもちろん行っているのですが、広島はノーチェックだったので本当に反省しきりでした。

--記事中に出てきた足元がガラスの部分は、写真だけ見てもぞっとするんですが、田村さん、高いところは大丈夫なんですか？

--高いところ、大好きです。

大鳴門橋のガラスのところはフツウに通る橋の高さというか、橋の裏側の高さなので、高さ的にはさして感動はないかもですね。

あ、でもこのまえ、明石海峡大橋の主塔のいちばんてっぺんにのぼってる人たちがいて、それがものすごく羨ましかったです。

--それたぶんメンテナンスの人とかですよね。

--橋とエスカレーター以外に四国でお勧めってなんでしょう？

--瀬戸内海がとにかくキレイでしたよ。心が洗われるレベルで。

あと高松から鳴門まで、電車の乗り継ぎがわるかったので途中で引田線という市営バスに乗って移動したんですが、これがまた海沿いの街道をひたすらゆく、すごく素敵な路線でほぼ貸切状態だし海見放題だし、あれはまた乗りたいですね。

--唯一心残りとしては、高松の琴電で使えるICカードが「IruCa」という名前で、イルカのキャラクターがキュートだったんですが 時間もなくて買えなかったことです。次行ったら絶対買います。

--これから注目していきたいこととか物とか、ありますか？

--注目しているというか、同世代のしかも石川県民にだけしかわからないと思うんですが、1991年の石川国体に、元気くんという、名前もどうかとおもうし絵的にもけっこう気持ち悪いキャラクターがいたんですが、開催時にはこれが県内全土に広く浸透しており、そのあと一気に忘れ去られました。

私はそのとき小学校1年生で、毎朝みんなで「元気くんマーチ」の振り付けを練習していたんですが、どうしても曲が思い出せません。石川方面の方、情報があったらぜひ下さい。

--石川県の人、元気くんって知ってますか？知ってたらご連絡ください。

最後に田村さんからのメールに橋脚の写真がいくつか添付されていたので紹介しておきます。