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チャレンジの日曜日
 
 
はじめてのラーメン二郎


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初心者には
極めてハードルが高いという
印象がある
あの超人気ラーメン屋
「ラーメン二郎」

初心者ですが
勇気を出して
初めて行ってきたよ!!!


 ※二郎に行きたいのに
   まだ行けてなかった方は
   ぜひ参考に要チェックや!

ヨシダプロ


 

ってことで
ラーメン二郎!!

ということで、
諸メディアでも話題になっているので
ご存知の方も多いと思いますが、
ラーメン二郎とは
我々ラーメン好きにとっては
業界の中でもとりわけヘブン扱いされている
超人気ラーメン屋なのでございます。

でもそんな
ラーメン二郎って、
超人気店ならではな、
すごく硬派で男らしいお店という印象が僕にはございまして、
店長もきっとたいそう男らしい感じで

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※ヨシダのイメージです。


いわゆる一見さんお断りな
初心者にはハードルが高いお店というような印象が
あったりするものでございました。

半端な気持ちの初心者が訪れようものなら
飛び交う専門用語を理解することができず、
店長の二郎さんに
門前払いされてしまうんじゃないかしら、
というような恐怖感を抱いていたため
僕も今まで行くことができずにいたのでした。

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※ヨシダのイメージです。


でも
多摩のラーメンマンという異名を持つほどに
ラーメン好きな僕としても、

「逃げちゃダメだ」「逃げちゃダメだ」「逃げちゃダメだ」と
思い直した結果、

このたび、ついに
意を決して
初めて二郎に
行ってみることにしたのでした!!


ってことで
初めてなので超ドキドキではありますが、
そんな胸の鼓動を抑えつつ
いざ二郎に向かっていきたいと思います!!


   で、どうやら全国には
   二郎に行きたいと思っていても
   僕のように変に二郎にビビッてしまって
   まだ行けていない、という方も多いようですので(2ちゃん情報)、
   そんな方には
   このたびの僕の二郎初体験が参考になればいいなと
   思っておりますわよ!


で、
今回向かうのは
二郎界のなかでも
激人気の店舗と言われている、
「二郎 野猿街道店2」
というところでございます。

こちらがわりと多摩な場所にございまして、
とりあえず
多摩の野猿街道というきわめて男らしい名前の街道に
来ているわけですが、

だいぶ進んではいるものの
進んでも進んでも
なかなかお店が現れず、

なんか二郎っていうわかりやすい看板でもあれば
わかりやすいのになあ

などと思っていましたら


ありました。

もろに。

かなり
わかりやすかったです。


おかげさまで
僕も早くもテンションMAXですが、


さっそくその
店舗に入らんとしてみましたら、

ちょうど僕が行った時は

夕飯を食べるにはまだ早い
すごく中途半端な
午後5時
という時間だったのですが、

その店内にはすでに
ものすごい行列になっていたのでした!

まだ5時なのにこの混み具合!

さすがだぜ、二郎!!

   (ていうか夕飯の時間早いぜ、多摩市民!)


と店内は
多摩のジロニアン、もしくはジロニスト、もしくはジラー
(二郎好きな方の総称とさせていただきました)の方々で
ごったがえしていたのでした。


そんな二郎の店内の壁には
僕のような初めてのお客さんが
その二郎のイズム&システムに困惑しないで済むようにと




たくさんの懇切丁寧な説明文が
書かれていたのでした!

やさしいぜ、二郎!!

で、当店では
まずは食券を買うことになるのですが、
メインとなるメニューは
いくつかあったのですが

「小ラーメン」がいわゆる一般的な普通の量のラーメンで
「中ラーメン」がいわゆる一般的な大盛り量のラーメン
とのことだったので、

小食に定評のある僕としては
とりあえず
「小ラーメン」を買ったのでした。


ちなみに女性の方には、(お店にもよるかもしれませんが、)
それよりもちょっと少量の「プチ二郎」がオススメかと思います。


ってことで
そんな行列のあとにつき

まだかまだかと

DSなんかをちんたらやりつつ
待っていましたら、

やっと席が空き
順番が着て
ついに
自分も
カウンターの席につくことができたのでした!

で、
席に着いたら
まず気づくことになったのが


そのカウンターがとってもピッカピカ!!


というのも、
ここ二郎では、お客さんが食べ終わったあとに
しっかりふきんで拭くようなルールとなっているので、

お客さん一人ひとりの清廉な民意により
常に店内に清潔さが保たれているのでした!
クリーンだぜ、二郎!!


で、
ここでなんですが、
二郎はラーメンの注文方法が独特な形になっており、
なんか店員さんから業界用語で聞いてくる問いかけに対し
うまく適切に応えることで
それなりのラーメンが出てくる

という噂だったので、

自分の番のときに恥をかいてはならない!!失敗してはならない!
という強迫観念から、
とりあえず
まわりの常連なお客さんの
店員さんとのやりとりに耳をそばたてていた結果、
とある法則
発見してしまったのでした!!


で、
わかったことというのは、
基本的に
二郎のラーメンというのは
●麺
●ちょっとしたチャーシュー(実際はちょっとしてないボリュームのマジ豚肉)
●ちょっとした野菜(実際はちょっとしてないモヤシ&キャベツ)
というのが
デフォルトになっていて、

そこにプラスオンする形で(もちろん無料で)
店員さんがトッピングを聞いてくるので、
それに対しこちらの要望を伝えることで
ラーメンがカスタマイズされ完成する!
というシステムになっているようなのでした。 (たぶん)

オンデマンドだぜ、二郎!!



こちらの要望の伝え方なのですが、
ここが一番初心者のみなさんがハードルを感じるところかもしれませんが、
常連のみなさんは
とあるいくつかのワードで要望を伝えているようなのでした!

で、そのワードに応じて
トッピングが施されて出てきているようなのでした!


全身全霊で
周囲のお客さんの様子を 盗み聞き&盗み見した結果、
その内容が明らかになったワードを
ここで発表してしまいたいと思います!!
二郎初心者の方はぜひ知っておきましょうね!!
              (ちがってたらメンゴ!)

 

●「ニンニク」…これにより、刻まれたニンニクがトッピングされるようでした。

●「ヤサイ」…これにより、モヤシとキャベツがどっさりとトッピングされるようでした。

●「ヤサイマシマシ」…これにより、上級呪文的にモヤシとキャベツがよりどっさりとトッピングされるようでした。

●「アブラ」…これにより、なにかしらの(たぶんブタ的な)脂がトッピングされるようでした。

●…あと他にもなんかいろいろあったみたいだけど、よくわからなかったぜ!

 

 

というような法則があるようなのでした!(たぶん!)

ってことで
初心者な僕としても、
そうか、これらのワードを巧みにつかいこなせば
恥をかくことなく
ラーメンをいただけるということですね!

と、いうことで

僕も店員さんにいざ問われたら


「ニンニク!ヤサイマシマシ!アブラ!」
などと
常連っぽくガツンと伝えてやろうと
なんどもこれらのワードをそらんじながら
準備万端で
店員さんを迎え撃つことにしたのでした!

で、
そうして時間すぎ、
おそらく常連さんと思われる隣のお客さんとのやりとりが終わり、
店員さんがついに僕の前に現れ
僕が注文を問われるときが!!


 

 「どうしますか?」


聞いてきてくれたので、

よし、
シミュレーションどおりに、

僕も
ガツンと言ったるで!!


    「あ、ニ、ニンニクで… あと… ヤ…… あ、やっぱそれでいいです」


 「はい。」

 

!!


言えへんでっ!!

もっと巧みにワードを使いこなして
  「ニンニク!ヤサイマシマシ!アブラ!」って
すらすら言いたかったけど、

初対面の方に向かって
そんなユニークなフレーズまわし
そう言えへんで!!

人見知りには
ハードル高すぎるでぇっ!!!!!

 

 

 ※でさらに、どうやらお店によってはトッピングについて
   「ニンニク入れますか?」というフレーズで聞いてくることもあるようでして、
   これニンニク言うとるけどこれもつまりは「トッピングどうしますか?」と
    同意な質問ですので、それも知っておくといいと思うよ!

 

ってことで
そうこうあたふたしているうちに時が流れ、

人見知りゆえに
「ニンニク」のみのトッピングにて注文された、
二郎ラーメンが、

ついに
僕のところに
出されることになったのでした!

そんな衝撃の
二郎ラーメンの全貌が
こちらです!!

 

 

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