アメリカ屋台はとってもアメリカン
地元の自治体の人がやってる屋台と、米軍関係者がやってる屋台とがあるみたいなんですが、やはりアメリカの屋台はノリが違います。
ホットドッグの屋台の前には、ホットドッグ&マスタードのコスプレをした人が。
「ホッドーッグ! ホッドーッグ! オニーサン、オイチーヨ!」
多分、日本人のおっちゃんとかが着せられてたら、いたたまれない気持ち満点になっちゃうんでしょうけど、さすがに陽気な外国人がやるとサマになってます。
さらに、ピザの屋台がドーンと出ているのもアメリカならではですよね。
移動式のオーブンで、大量のピザを次々に焼いていきます。屋台メシにも大陸的な迫力を感じさせてくれますな。
しかもこのピザが飛ぶようにバンバン売れていくんだ。
そこいら中で、歩きながら、地べたに座り込んで、寝っ転がりながら、ピザをわっしゃわしゃ食っていて……本当にアメリカ人ってピザ好きなんだなー……と。
そんなピザにピッタリの、攻撃的な色合いのドリンクも各種取りそろえております。
味は、甘い、超甘い、ほぼシロップ……という感じ。
さてさて、ボクもお腹が減ってきたのでアメリカ屋台メシを食べてみましょう。ハンバーガーとステーキ!
ぐわっ!
写真だとあまり伝わらなそうですけど、コレがまたすんごくデカイんですよ。かじりついたらアゴの関節はずれそうなくらい。
ステーキもデカイ! 愛想のいい店員が「サービスサービス!」と、デカイ肉を入れてくれたんですが、正直、食べきれるかどうか不安です。
しかも肉は、日本人好みの「お箸で切れちゃう!」みたいな生やさしい代物じゃないですよ。赤身全開の上にカリッカリに焼いてあるので尋常じゃなく硬い!
一応、プラスチック製のナイフがついてくるんですが、とてもじゃないですがそんなモンじゃ歯が立たないわけですわ。
……つーことで、直接ワシッとかじりついて、引きちぎるようにして食っていきます!
うーん、肉食ってるぞー! という満足感に満たされていきますね。『美味しんぼ』でいうところの「噛みしめるほどに旨みを感じる赤身肉」っちゅうヤツでしょう。
肉肉しいものばっかり食べてたら、サッパリしたものも欲しくなるということで、かき氷の屋台へ。
うわっ、かき氷もアメリカ・クオリティ! 色合いが前衛的なことに……。
とりあえず、色んなシロップをバンバンかけちゃうのはサービスではないということを知ってもらいたいところです。
ちなみにこのかき氷の容器、コーンのような形をしていました。
アメリカのかき氷ってこういうのがスタンダードなんですかね? すべて食べ終わるまで置くことが出来ないから不便そうだけどなぁ。