リビングでくつろいでいるとき、ついうっかりおならをすると、妻が何とも言えない視線で静かに私を見つめてくることがある。そう、きっとあれが慈悲のまなざしなのだと思う。
確かにこの張り紙で言われている通りだ。逆に妻が屁をこいたときも、私は何もなかったようにその場をやり過ごす。意識していたわけではないが、それが寛大というものだろう。
よし、夫婦揃ってこの張り紙はクリア。妻にはこれからも慈悲をよろしくと言いたい。