船からも見た
すっかり塩にめろめろのぼくだが、今回はこれを船からも拝んだ。そう、鹿島といえば、以前「工場デート」と銘打った記事でもご紹介したように、行けども行けども工場しか見えないクルーズ船が用意されているのだ。ほんとに工場しか見えないのよ、この船。まったくどうかしている。ぼく以外だれが乗るのだろうか。
いま気がついたが、どうもぼくは人工的になにかがこんもり積まれてできた山が好きなようだ。残土とかゴミ処理の山とか。自然の山にはまったく興味ないけど。なんだろうこの嗜好。精神分析とかしてほしい。
思えば、こどものときのお気に入りの遊び場は工事現場の砂利の山だったなあ。
せっかくなのでみんなで見に行った
で、今回の鹿島行きは同好の士をつのって出向いた。鹿島って、ちょうすてきなのに交通の便が悪くて車がないと行けない。しょうがないから知り合いに車を出してもらえないかとお願いするわけだ。いや、わかってる。自分で車だせ、と。しかし、やんぬるかな、免許持ってないんだよね、ぼく。
で、免許も車も持っている大人な方々に声をかけていったら「ぼくもいきたい」「わたしもいきたい」と人が増えてしまって、車の数が追いつかなくなってしまった。
しょうがないので、バスを借りた。工場行くために。バスを。大人ってこわい。そういえば我らがDPZのライターのひとりであるダムの萩原さんの当サイトにおけるデビューがバスを借りてのダムツアーだったなあ、だったら工場もありなんじゃないか?って思ったわけだ。
(おお、いま読み返したら、当時はまだ萩原さんハンドルネームを名乗っていたのね)
バスならいいや、みんなどんとこい!と募集した結果、34名での工場ツアーとあいなったしだいである。みんなどうかしている。大人ってこわい。