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土曜ワイド工場
 
トンビは油揚げをさらわない


トンビよ、来い。

大切にしていたものをあっさり横取りされる、そんな状況のことを「トンビに油揚げをさらわれる」という。

しかし、最近のトンビは油揚げになんて興味ないのだ。

そういい切れる根拠を、ぜひ聞いてもらいたい。

安藤 昌教



あんまりな一日だったのでタイトルで言い切ってやった

大切にしていたものをさらっと横取りされてしまう、そんな状況を「トンビに油揚げをさらわれる」って言うだろう。


油揚げ。

では実際のトンビがどんな風に油揚げをさらっていくのか見てみよう。ことわざになるくらいだ、それはもう華麗にかすめていくに違いない。


トンビ。

そう思って僕は一日トンビの飛ぶあたりを油揚げ持ってうろついています。みなさんはいかがお過ごしですか。


二つのコラボを夢見る人。

しかしこれがまったくさらってくれないのだ。うそだぜ、あの言い回し。

というわけで、すでにほとんどの結果は話してしまったわけですが、ここに至るにはそれなりの過程があったわけで、お時間の許す限りこの先も読んでいただけると助かります。


トンビの大好物、油揚げ

もったいないのでダミーを作る

油揚げを持って油断していると、空からトンビが舞い降りてきてさらってゆくものだと思っていた(もう結果言っちゃったので過去形で話しています)。

これを試すにあたり思ったのだが、油揚げを取られるところは見てみたいが、やはり取られてしまうのはもったいなくないか。野生の鳥にエサあげるのよくないし。

ということでトンビに取られてもいいよう、ダミーの油揚げを作ることにした。



細かい造形までできます、という粘土を使って
本物を見本にモデルを作ります

形ができたら乾燥させて
ペインティング

余談だが、というかすでに全編にわたって余談なわけだが、油揚げのダミーを作るにあたり、当サイトの工作系記事をいろいろ読み返していた。

型を取って石工で作ったり木から削りだしたり、みんないろんなことをやっている。技術もさることながら、その発想力が頼もしい。

しかし調べれば調べるほど(自分は工作に向かないんじゃないか)と思うことになる。工作のノウハウ以前にある問題に気付いたからだ。


なかなか良い出来なのだが

うちには作業机がないのだ。


しかたなく子供が小さいときに使っていた椅子で作業している。僕は夜中に帰るとこの椅子の机の部分で一人食事をすることが多いので違和感はなかった。

でもダミーの油揚げは思った以上にうまそうにできたと思う。これならばトンビもさらってくれるかもしれない(答え:くれない)。


次のページではさらわれません >
 

 
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